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2020年3月14日の近況報告 経団連を参考に見る「何も困ってないのに」の恐怖

「何も困ってないのに」は危なくて、そこから抜け出せないとあっという間に老害の仲間入りになります。
 そもそも世界というのはあなたが困る困らないにかかわらず技術革新が続いていくものなのです。なのでその技術に乗り遅れないように常に変わっていかないと、実に簡単に取り残されてしまいます。

 物凄く極端な例としては経団連が「2018年」に会長室にパソコンを設置してメールでやり取りするようになったのを「革新的だ」などと言った出来事があった。これこそが「なにも困ってないのに」のある意味究極の例。

「紙の書類でも今まで仕事を回していたのに、どうしてメールでやり取りしなくてはいけないんだ?」というのが彼らの本音だろう。
 そしてそれに逆らえるものが誰一人いないため「2018年」になるまで、(もう1度言おう「2018年」の出来事だ)おそらくメールは秘書が印刷した物を渡していたのだろう。

 ……まぁこれは極端な例なので参考にはならないかもしれないが、似たような事例は一般人の日常でも起こってきます。
「何も困ってないのに」と言うのは経団連の会長たちがメールに対して「何も困ってないのに」というのと同じである。と言っていいでしょう。

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