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瀬戸内の海で方言BLを！　という企画に参加した作品。 舞台は広島県沿岸のどこかです。 高校卒業と同時に上京していた裕紀（ヒロキ）は、高校時代の親友に呼ばれて数年ぶりに故郷の土を…

オルダートには、寄宿学校以来の親友が居る。 とても美しい「親友」の爪を磨くこと。それは、オルダートの密やかな愉しみだった。 notR18企画という、十八禁表現ナシでえろい文章を…

今ここに世界は、死体のように横たわっている。 海は今や、巨大な柩だ。 「死ぬっていうのは、さいごまで、生きたってことだろ」 過去の戦争によって荒廃し、汚染が進んだ海に生きる…

姉に連れられてやってきたオーディション会場。 橙也《とうや》が迷い込んだ部屋で踊っていたのは……！？ 声優で役者の渡來成世さんのツイキャスラジオのために書き下ろしました！ Yo…

その国は高い山の頂で、雪に閉ざされ「永久の冬」と呼ばれていた―― 深い雪の中で、互いが互いを想いながら、彼らはある選択をする。

祖国から遠い南国の疎開で生まれ育ったコーディア。 帰国と同時に婚約が決まったものの、相手は侯爵家跡取りのライル。 生まれ育った環境の違いから、距離が縮まるどころかギクシャクして―…

　林檎姫は、神秘的な美しさを持つと大陸中で噂の姫君。 　小国の第一王女である彼女には、十年もの間忘れられない人がいる。 　想いを断ち切り家臣のもとへ降嫁間近だったある日、隣国の…

フェルム大陸で唯一人、濁り無き言の葉『アルテア』を用いて様々な現象を起こす事の出来る、『アルテアの巫女』エン・レイ。 セァクの王姉として生きて来た彼女のもとに、冷戦状態にある隣国…

もうすぐ高校生になるってタイミングで、私は前世を思い出した。 きっかけは腹違いの弟の名前を聞いたこと。 「それ、小説にでてくるサイコパスなキャラの名前と同じだよね！？」 もしここ…

高校のクラスメイトが血の繋がらない二歳児を連れて、数年ぶりに地元に帰って来たお話。

もうすぐ新学期でクラス替えでってときにクラスメイトと喧嘩をして、体育館倉庫にぶち込まれた。 痛む身体と、フラッシュバックと、不意に現れた君といっしょに桜を見る話。一夜をやり過ごす…

東都・楽南に住む楓花（ふうか）は、お向かいに住む志均（しきん）と婚約中の身。医師である婚約者は賢くて優しく、やや厳格な養父母からも大切に育てられ、何不自由のない毎日だ。 だが楽南…

ある日私がトリップしたのは、愛読するバトル漫画の世界。 悪役(推し)の婚約者兼メイドになったはいいものの──ただの人間だから激弱だしチートな能力も目覚めない。 感情のないご…

月曜日、を題材にお話を書いていたのですが、あまり月曜日らしくなくなったので、没。 書いているうちに、何故かBL風味になりました。人生初。ほんとに不思議でたまらない。 甘いだけの…

幼なじみの大学生ふたりの夏の終わりの出来事。

突如目の前に現れた寝台列車。トキオは促されるまま得体のしれない列車に乗り込んだ。列車を探索する中、ト キオは白いスーツに身を包んだ青年を見つける。 不思議な空気を纏う青年に惹かれ…

『夜明けのコーヒー企画2』さまに寄稿した作品です。 URL：http://kaffeemorning2.xxxxxxxx.jp/index.html 朝五時、深夜営業を終えた、…

　煙草なんか、万病の元だと思っていた。 　だけどそれを美味そうに吐く彼の横顔に、いつしか俺は惹かれていた。 ※BLですが、仄めかす程度です。

ある日の夕暮れ、いつものように待ち合わせをして帰り、ふたりだけの食卓を囲む恋人同士のありふれた光景。 ご飯小説アンソロジー「きょうのごはんは？」に参加させていただいた作品の再録で…

高校一年の育の憧れの相手は母の四つ下の弟、「遊さん」だ。 誰よりもかっこよくて優しくて頼れる大人、一番信頼出来る相手、家族だけれど家族以上に「大切」なそんな人。 甥と叔父のささや…

受験シーズン真っ只中、天文部唯一の部員・佐々木は、顧問の七嶺にふたご座流星群を見ないかと誘いを受けた。 夜天にかがやく星々をみながら、七峰は言った。 「知ってるか。流れ星ってな…

相互理解を諦めたBLです。 相手をただひたすらに愛しているけれど、自分は本当に愛されているのか。

　不良に好かれる委員長と、煙草とスイッチ。 　注意。 　未成年者の喫煙シーンがあります。 　それを推奨しているわけではありません。

　舞台は、ヴァンパイアが跋扈する世界。 　ゼスは、１２歳で家を飛び出し、長じてヴァンパイア･ハンターとなった青年だった。 　ある村から依頼を受けてやってきたが、件のヴァンパイアと…

無感動系無感情である品川真也がクラスメイトに偽っているのは〝普通〟という事柄。誰にも気が付かれる事なく、生け簀のような高校生活を過ごしていけると思っていた。しかしクラスメイトの三…

山登りが好きな少年とバスケ部の同級生、高校生同士のボーイズラブ。切なく淡々と。 男性の作者が書いています。性描写なし。

古事記（イザナキとイザナミ）×大鏡（藤原頼通の時代）をベースにした神話ファンタジー。 ツクヨミとヨモツ（イザナミ）の間に生まれた女神――ナオクスヒメ 藤原道長の長男――頼通 …

食品会社の営業マン黒須と若いシェフ雪野。 残念なネーミングの加工食品を巡って、 町の小さな洋食店で繰り広げられる恋模様。 ダジャレ満載のクリスマス限定即興BLです。

ボーイズラブ作品です。 ※性描写がありますので、苦手な方はご注意ください。 昔脚光を浴びたやる気のない作家、堂舘伊与。 堂舘に憧れて出版社に勤務している、秋芳和。 恋に臆病な二…

違法建築の立ち並ぶ欲望渦巻く巨大都市ネオバビロン。行きかう人々は身体を改造し、機械を埋め込み、街並みを飾るのは極彩色のネオンサイン。 そんな街に昔からあるうわさ。このネオバビロン…

先日開催された不道徳恋愛についてのコンテストに参加させていただいていた作品です。ほんの少しだけ加筆しております。

ビーズログ文庫×カクヨム 恋愛小説コンテストにて、奨励賞受賞作。 KADOKAWAビーズログ文庫様より、『僕は君に、10年分の「　　」を伝えたい。』に改題。視点変更、内容も大幅改…

森深く一人で薬を売っている魔女、ロゼフィア。彼女はその風貌から、周りに「紫陽花の魔女」と呼ばれていた。そんなロゼフィアはこのまま一生ここで薬を売って暮らすのだろうと考えていたが、…

元治二年冬──。池田屋騒動後、新選組は伊東甲子太郎一党の参加を受け、新たな局面を迎えていた。 ある日、新選組三番隊長斎藤一は、暴漢に襲われていた少年を助けた。 「兄を探している」…

第6回角川つばさ文庫小説賞・一次選考通過作品。 　物語の舞台は、今から百年ほど前の大正時代。 　港町で育った小柄な女の子・朧月夜桜子（おぼろづくよ　さくらこ）は、飛び級して一…

『雨宿りの際は、思わぬ先客にご注意を』の後日談となります。 本編ではそのままになってしまった鞠も加えつつ、前向きに頑張る大切さを知った美麗と、彼女のことが大好きな羽宗のストーリー…

茶道の家元となるべく、葉純凜太は毎日稽古に明け暮れていた。叔父の一馬と身体の関係を続け、密かな恋心を抱いていた矢先、突如別れを告げられる。男性にしか恋が出来ない跡継ぎ、失った愛、…

恋人同士である男性ふたりが冬の海に旅行する話。 (コロナがこの世にやってくる前のお話です)

旧市街の廃ビルから飛び降りようとしていた青年は、 ひとりの画家に声をかけられる。 「私に、君の時間を、しばし分けてもらいたい」 僕でいいのと青年は尋ねた。 君がいいと画家は答…

ローディはサンタクロースの話をし、教訓を尋ね、そして人を殺す。 ハンクは教訓を答え、ローディの側にいる。 恋人でも友達でもないふたりの、血まみれの執着の物語。 （2021年9月…

　ひとを恐れて生きてきた。誰とも関わらず、傷つけないように、そして傷つかないように。 　 　僕には呪われた瞳がある。忌々しくも美しい紫色の瞳。 　 　その瞳には見た者を魅了し、理…

美術鑑定士の一家で生まれた白神咲は、毎夜のように身体を嬲られる父の呪縛から逃れるため、イタリアで修行し絵画修復士という道を選んだ。 父の知り合いだという葉山誠一という画家に依頼…

　王国の始祖アウローラ王の直系、魔術師の家系にも関わらず、魔力を持たずに生まれてしまった第三王子ジェイド。 　「貧民街の魔術師《マギ》」と呼ばれる孤児、白皙の美少年リルジェ。 　…

台湾版カクヨムに掲載されています。 お読みくださる皆様ありがとうございます。 オメガバースのある世界です。 石川蒼也はオメガの男子中学生、発情期はまだ来ておらず、一般ベータと同…

連れ子として華道の家に入ったのは、大学生の藤裔なずな(ふじすえなずな)。慣れない生活の中、母と新しい父との間に子供ができ、ますます居場所を失っていく。 居場所を求めて始めたアルバ…

賢者様に才を見出されたルカは、歴代最年少で王立古文書研究学院に入学する。 第二王子・セルジュにすら生意気な態度を取るルカは、同期の貴族たちから浮いた存在となるが、躊躇なく己の信念…

【第24回ルビー小説大賞用あらすじ】 　舞台は現代から一千年後の世界。 　大自然に淘汰された世界で生き延びる人類は、突如として現れた異形の獣と戦いながら、強かに命を繋いでいた。 …

沢山の武将、公家、茶人も登場します。 織田信長に従い本能寺で討ち死にした森蘭丸。 信長の美少年の愛人としてイメージばかり先行の彼の人生と実像に迫る。 森蘭丸として伝説となる前の、…

海シリーズ、【青海が聴こえる】別譚、【雨が、止まない。】続編。 美術科の高校教師、高橋友則との肉体関係をその卒業と共に断った、森宮裕。 それは一種のパワーゲームで、裕にとっては…