ご無沙汰しております。
諸々の簡単な事情説明も含め、先に結論から述べさせていただきます。
まずは『ミストリアンクエスト』の投稿について。以前より何度も申しあげておりますとおり、こちらの執筆と投稿をやめることはありません。
投稿をお待ちくださっている読者さまには大変ご迷惑をお掛けしておりますが、もうしばらくの時間を頂戴したく存じます。
そして、私が主催しております『感想企画』についてなのですが、こちらもリタイアすることは考えておりません。
しかしながら、現在の『自主企画:あなたの小説を読んで感想を書きます。』ならびに『第〇回:感想企画』という企画そのものはいったん凍結し、新たに別の感想企画の立ち上げを考えております。
こちらに関しましても、楽しみにされておられる参加者さまに対し、誠に心苦しい次第です。申し訳ございません。
また、私が募集させていただきました『本棚企画』へ参加いただいた作品の拝読と、これまで拝読を続けさせていただいておりました作品に関しましても、都合がつき次第、再び拝読を再開させていただきます。
これに関しましては義務感ではなく、単純に「私が読みたいから」ですね。あの作品の続きはどういう展開になっているのかと、ずっと楽しみにし続けております。
もちろん、スキマ時間で読むこともできるのですが、同じ投稿者でもある私としては、やはり時間に余裕を持った時に真剣に読み進めたいものです。
「ウチの作品はペーパー型だ。そんなのいいから、さっさと読みにこい」と思われる作者さまもおられるかとは存じますが、どうかお待ちいただけますと幸いです。
私は読んだ作品の内容は忘れませんので、いまでも数々の作品の面白さを語ることができますからね。これは上記の『新企画』の内容にも絡んでまいりますので、詳しくは後述いたします。
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『ミストリアンクエスト』の投稿が停止している理由については、ネタが切れたわけでもモチベーションが下がったわけでも精神状態が不安定なわけでもなく、単純に「クオリティを維持した作品の執筆に回せるほどの、ゆったりとした自由時間がない」というものです。
毎年、この時期は忙しく、昨年も一昨年も休止状態にあったのですが、今年は特にトラブルが重なったことにより、カクヨムに向き合う時間が取れなくなってしまいました。まさに「貧乏暇なし」の状態です。
それに加えて、長年利用させていただたいていた辞書サイトさまがサービスを終了してしまわれたり、私の唯一の執筆ツールであるWindows7搭載のポンコツPCが寿命を迎えつつあることなども理由として挙げられますが、最大の理由は「時間がないから」ですね。正しくは「お金がないから、時間がない」わけなのですが。それは仕方のないことです。マスコミ連中に持て囃され、新自由主義を掲げる総理を受け入れた、当時の一般大衆が憎いです。いまは学生でも選挙権を得られますので、しっかりと未来を見据えて投票に行ってください。感動も永遠の愛もありません。
それはそれとして、話を戻します。カクヨムを開く時間も、文字を打つ時間もない状態でも、常に頭の中は作品のことばかりを考えておりました。あとは、まともに出力する時間さえ取ることができれば、すぐにでも投稿を再開することができます。
しかしながら、現在『ミストリアンクエスト』は第4章の終盤ということもあり――ここで、またしても投稿を止めてしまうわけにはまいりませんので、まずは第4章の完結まで書きあげた後に、投稿を再開させていただきます。『ミストリアンエイジ』の最終盤と同様の形式ですね。
前回のノートでお知らせしましたとおり、次のエピソードまでは書き上げていたのですが、推敲を重ねるうちに5000文字を越えてしまいまして。どうしようかと悩んでいる間に、現在の状況へと陥ってしまいました。
この「文字数」に関しましては、私自身も何度も述べているように「もう気にしない」方向で投稿させていただこうと考えております。さすがに7000字を越えるようなら、分割させていただきますが。
こちらについては、とにかく最優先で取り組ませていただきます。すでに本作と幸崎を見放された方もおられるとは思われますが、それでも投稿をやめることはございません。いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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現在の『感想企画』につきましては、最後の最後にトラブルに見舞われてしまったことにより、私の精神が極めて不安定な状態に陥ってしまいまして。加えて、前述の多忙も重なり、『第4回』の告知後に音沙汰なしの状態となってしまいました。
こちらに関しましては同様のトラブルを避けるために、現在のものは凍結させていただき、新たに『感想企画・ライト版』ともいえる新企画の開催を考えております。
この『ライト版』は、『感想企画』の肝でもあった「参加作品を可能な限り最後まで読み進めながら感想を書く」というコンセプトを最重視したものとなる予定です。
これまでの『感想企画』ですと、どうしても感想の投稿後に作者(参加者)とのやりとりが入り、それによって後の進行に遅延が生じたり、時にはコメントのやりとりを巡って人間関係のトラブルが発生し、企画そのものが停止するという事態が多発しておりました。本末転倒も甚だしいですね。
こういった状態に陥りがちだった要因として、ひとつに「私の感想スタイルそのものが、対話文のようなものだったから」というものが挙げられます。相手に、誰かに、話しかけるような形式の文章ですね。ちょうど、この近況ノートのような書き方です。
これを是正するため、新企画では、いわゆる「である」や「だ」で終わるような、独り言形式の書き方へと変更させていただきたい。私が好き勝手に、感想やレビューを述べるだけ。ようするにSNSに投稿する文章のような、このような感じだ。
もちろん、対話文形式だったからこそのメリットもあったのでしょうが、私にとってはデメリットの方が大きかったですね。
特に、私は「私自身の文章を引用されながらコメントを書かれる『PCメール型』の返信」をされるのが非常に苦手です。この理由に関しては、過去の就活時や、カクヨム内でストーカー行為を受けた際のトラウマに起因するものですので、どうしようもありません。
そもそも我々書き手は、いわば「文章を書いたり読んだりする専門家」なわけですので、いちいち本文をコピペ引用されなくとも、どこに対するコメントなのかは読めばわかります。引用形式は専門家ではない、一般人向けの返信で充分だと感じますね。
しかしながら、これまでの『感想企画』の形式ですと、このタイプの返信をするのが最適であると感じさせる状態となっておりました。長文に対する返信は、これが一番わかりやすいですからね。
実際に、私も『追加の感想』内や、過去の『オプションの確認』の項では、参加者さまのコメントを引用しておりましたので、そのことも一因となっていたのでしょう。これはトラブル防止のためといった意味合いだったのですが、思わぬところで弊害が出てしまったというわけです。
また、これまでの感想そのものが『エピソード感想』と『まとめ』にわかれており、さらにたびたびルールを変更したことも合わさって、非常に読みづらいものとなっておりました。初期のものは、これに『オプションの確認』が加わりますからね。
次回開催予定の新企画では「読みながら感想を書き、最後にまとめを述べる」という形式ではなく、「最初からキリの良いところまで読み進め、その範囲の全体的な感想を述べる」というスタイルにさせていただく予定です。
これによって感想そのものの文字数を削減でき、私が「余計なことを言ってしまう」というリスクも回避できるというわけです。
――はい。次回からの新企画では、いっさいの指摘や提案、改善案などは述べず、シンプルに「ストーリーと世界観と設定と登場人物のみ」に絞った感想を述べさせていただきます。ご存知のとおり、私は「世界設定マニア」ですので、基本的には「世界観に対する考察」が主となります。
いわゆる「文章」に関する部分は軒並みスルーいたします。1話の文字数が数万を越えていたり、明らかな誤字や誤用、文法の間違いなどがあっても無視します。たとえ、寺に巫女がいても「そういう世界観なんだな」で通します。さすがに度を越した他者・国家・歴史・宗教などへの冒涜は、当然ながら受け入れられませんが。
もちろん、これまでと同様に、私の苦手な描写や苦手なキャラが登場するなど、我慢できないほどに酷い状態ですと、そこでリタイアいたします。「わざと」そういう作品を送りつけてきたユーザーに対しては、問答無用でブロックさせていただきます。
そして、必ずしも「良い部分のみ」を述べるわけではなく、「悪い意味で気になった点」なども述べさせていただきます。
もちろん、作品を叩く意図などはありませんし、何度も何度も再三に渡って、しつこく申しあげておりますとおり、私は「殴りあい」など求めておりません。
次回の企画では基本的に、すべてのコメントをスルーさせていただきます。「それは違う。これはこうなんだ」と説明していただいても、次回の感想には反映されない可能性がありますので、作品内で是正するなり、そのまま押し通すなりしてください。
すべては書き手の自由ですし、どう読み解くかは読み手の自由です。
私も自由に感想を述べさせていただきます。
また、感想をもらったからといって「お礼」も必要ありません。私の作品は、幸崎の作品に興味をお持ちくださった、本当に読みたい人だけに読んでいただきたく存じます。感想に対するお礼は、その参加作を読ませていただいた時点で、すでに頂戴しております。拝読させていただき、ありがとうございます。
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長くなってしまいましたので、今回の報告は以上といたします。お待ちいただいている皆さまには、重ねてお礼とお詫びを申しあげさせていただきます。