新作
『影が守ったもの』
について、少しだけ内容を紹介させてください。
この物語の舞台となる世界では、
「異能(特殊能力)」を持つ人間の存在はすでに日常の一部になっており、
その秩序を管理する「異能監察局」という組織が社会を支えています。
とはいえ、異能があるからといって誰もが特別扱いされるわけではなく、
強い能力への畏怖と、弱い能力への差別は根強く残っています。
主人公の 霧崎 澪(きりさき れい) は、
「Eランク」という最底辺の異能しか持たず、社会から軽んじられてきた存在。
対照的に、
彼と関わることになる 篝 真炎(かがり まほむら) は
「Aランク」の強大な異能を持ち、監察局でも期待されるエリート。
二人はまるで「鏡に映る正反対」のような関係です。
物語は、
澪の中で誰にも制御できない異能が「覚醒」したところから始まります。
真炎は監察官として澪を監視し、その命運すら左右する立場に立つことに。
つまりこれは──
本来なら決して交わらない二人が、
制御不能の異能によって、
どうしても一緒に行動せざるを得なくなる物語。
ただし、
・ブロマンスではありません
・恋愛ものでもありません
雰囲気としては
オカルト/ミステリー/心理/人間関係の衝突
が中心で、軽く読めるタイプではありません。
重くなりすぎないよう書いていますが、
読む方に体力がいる作品なのは自覚しています。
それでも興味を持っていただけたら本当に嬉しいです。
📘 公開スケジュール
すでに 最初の 3 話を公開しました。
その後は 頭 2 週間はやや高めの更新頻度、
以降は 週 4 更新 の予定です。
もし気に入っていただけたら、
作品フォロー をしていただけると励みになります。
👉 影が守ったもの
https://kakuyomu.jp/works/822139840024072750ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。