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その後の報告。

皆さま、お久しぶりです。

母は意識が戻り、断片的に言葉を発するようになりました。

皆さまには多大なご心配をおかけしましたことを、お詫び申し上げます。

同時に、心配してくださった方々のお優しい心に、大変感謝します。

来週か再来週に、母の事故の足の手術を控えていますので、もうしばらく執筆はお休みさせていただきます。

ご了承くださいませ。

1件のコメント

  • 加藤ゆうき様

     お久しぶりです!
     お母様が完治はしていないものの意識を取り戻して良かったです。
     なんやかんやと引き伸ばすのもあれなので、こちらに評価を書かせて頂きます。辛口なので気が向いた時にでも読んで頂ければと思います。


    以下評価

     「手」と「手~まことの初恋~」の2つを読ませて頂きました。
     結論として2作品とも面白かったです! 今まで読んだ加藤様の作品の中で一番面白かったと言えます。ただ、明確な悪い点があるのでそこが良かったら本当に言うことがありませんでした。
     面白かった点と悪かった点を上げていきます。

    ○面白かった点
    ・話の構成
     テーマにそった内容ですが話の流れに並みがあり、ゆっくりと不幸に進んでいく展開が非常に良かったです。先の展開が気になり、読んでいて飽きなかったです。
     悪い癖のある展開がなかったのも好印象でした。

    ・キャラクタ
     キャラクタの役割のバランスはちょっと偏り気味でしたが、個性と役割がしっきり出ていたと思います。
     特にまことへかなり感情移入してしまいました。個人の感想としては幸せに生きてほしかったです。

    ・世界観と作品の雰囲気
     内容が重いので暗い雰囲気が十分に出ていました。その空気感が最後までぶれなかったのが良かったです。

     良かった所の総評としまして話の内容とキャラクター、そしてテーマがぶれなかったところです。
     全体のバランスが整い、とても良い意味で癖がなく万人に受ける作品だと私はおもいました。


    ○悪かった点
    ・読みづらい
     「手」に関してです。物語の初めが非常に読みづらいです。
     読んでいてようやく状況が明確にわかり面白くなったのは第五話からです。もし、依頼されていなければ途中で離脱していた可能性もあります。
     読みづらい要因として一文が無駄に長いことと文字配列の歯切れの悪さが要因ではないかと思います。
     一例を上げます。

    ※第1話プロローグの最後の一文

     それに気付くまでの私は、この瞬間まで、一体どれほどの歳月を繰り返してきたのだろうか。

    ↑「まで」が2つに読点も2つ付くので省略して主語の位置も変えた方が良かったです。
    直した一例が↓です。

     それに気付この瞬間まで、一体どれほどの歳月を私は繰り返していたのだろうか。

     こんな感じでいくつか省略出来そうな文章が多かったです。もっと文章事態をコンパクトにすれば描写を活かしたまま読みやすくなると思います。


    ○気になった所
     特に突起して悪かった所ではなく、個人差はあると思う程度の気になる所です。

    ・言葉のチョイス
     所々違和感を受けた言葉がありました。特にキャラクターの台詞が目立ちました。
     一例を上げます。

    ※第23話 探偵の台詞の一部
    「あなたと生き別れた後、お母さまの同棲や結婚相手は目まぐるしく変わりました。ときには厳いかついお方とも……」

     シリアスな話の中で、母の結婚相手に対して「厳つい方」と言うよりも「ガラの悪い方」の方が雰囲気にあうのではと思います。意味は間違っていませんし、私の言葉よりセンスのある単語があるかもしれませんが、捜索結果を伝える探偵が言いそうではないなと。
     一番違和感が目立った一文を上げましたが、時々雰囲気やそのキャラクターに相応しくない言葉がありました。
     重い内容なので、話し言葉で使う単語より堅苦しくあまり使わない言葉にした方がと思います。

    ・ナレーションの段落
     加藤様は段落が多いタイプの作風だと思います。段落をつけないときもあります。
     読んでいると、段落を付けなかった時の条件がいまいち読み取れない部分がありました。(場面転換でもなく、段落部分の文章を強調する意図も感じられなかった)
     気になったのは序盤のみ(第4話まで)で、後は文体に慣れたのもあり特に気にならずスラスラと読めました。


     良かった点と悪かった点はこんな感じです。
     今回読ませて頂いた「手」は設定などに悪い癖などなく非常に面白い作品でした。しかし第4話までは文章がとにかく読みづらく、どういう状況なのか集中して読まないと物語に入っていけないのが問題点だと思います。
     読んでいて話が面白くなってきたのは5話からで、12話から本格的に面白くなりました。
     序盤の文章を修正するともっと評価されると思う内容でした。本当にもったいないです。
     それと番外編は特に問題はありませんでした。上げるとしたら本編を読んでおいた方がかなり面白いという面白さの落差があることぐらいだと思います。

     今回も読ませて頂きありがとうございます! とても面白い作品でした!
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