2008年どうやら私がセブンティーンの頃に「師匠とネリリ」というタイトルでメモしていたものを見つけました。
そちらではネリリがもう一度復活した魔神を英雄に倒してもらおうと頼み込んだところ断られ、弟子にしてやるからお前が倒せと言われる話だったらしい。
そっちの方がこの3話の内容と話しが繋がってて、納得がいきますね。
なるほど忘れていたけれどかなり昔に考えていたものを掘り起こしたのだなぁとしみじみ思う。
思い出してみると、男の師匠と女の子の弟子という真剣なファンタジーでえっちな内容のものが世の中に見つけられず、(シチュエーション的には乙女向けっぽいのだけど、でも乙女向けだと戦闘がない。そして乙女向けで師弟とか戦いが関係ありそうなものだとなぜかBLが多い。世の中への不満が爆発!!)
このネールと師匠では、師匠がネールを制し続けてますが、そっちでは師匠がドSだったらしい。作者が17歳だった頃の方がむしろどうやらかなりの過激めな内容で考えたくなるらしく師匠が弟子入りしてきたネリリに襲い掛かっちゃう話でした。
初案が17だっただけに、セブンティーンに読んで欲しい欲があったりするのでR18と言われないように気を付けます。
50過ぎた男性でもどこかなつかしく、15才の女の子にも師匠の魅力とネールというキャラを分身のように感じ取ってもらえたら。エロティックといっても老若男女層を選ばずに楽しめるという、世の中になかなか見つけられないのですがそういうものを書きたいです。
この第3話、もんもんと頭の中で、漠然と長編で、……徐々に強くなって……徐々に関係が深まって……という妄想をしている中では、物語の中盤から後半に差し掛かるくらいというイメージだったのですが、なんと、まだ始まったばかり、という、3話にもう持ってこれるなと思ってからは、そこから4話5話で、6話でそうなり7話でエピローグに入るという、実のところ、この3話がキーになる話で、そうかファンタジーというものが、こんなに短編でまとめられるのか…としみじみと思っています。
