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自己紹介代わりにホラー短編を

カクヨムコン3に、ホラー長編「窮鼠の牙」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054884552118)で参加しておりますが、なかなか読んでもらえていない様子。考えてみれば長らく放置していたカクヨムアカウントなので、訪れる方が少ないのも当然のこと――という訳で、こんな作品を書く者ですよ、という自己紹介として「小説家になろう」からホラー短編を二編、転載してみました。


「剥がれ落ちて生れ落ちる」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884675053
――子供の頃、チョウの交尾を見たんだ。

現代もの、男性一人称、約6500字。
子供の頃の残酷な遊びが、今になって牙を剥いて襲って来る。主人公の下種な思考が乱れていく様が見どころかと思っています。


「怨思の獄」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884675224
――積み重なる違和感の正体。それは愛か復讐か――

中華風、女性一人語り、約8000字
囚われの身となった皇帝に仕えるのは、かつて彼が蛮族の王に下賜した寵姫だった。再会を喜び甲斐甲斐しく世話する一方で、彼女の言動にはどこか不穏な部分が垣間見える。
語り手の台詞のみの構成で、読み手に情景を想像させる作品になっています。思い浮かべる景色が変わっていく怖さが演出できていれば良いです。


と、このように人の心の厭なところ・怖いところを描くのが好きな作者になっております。短編から興味を持って、長編にも手を伸ばしてくれる方がいることを願いつつ……。

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