ケープアラゲジリスは関係ありませんが、コメントを頂いたのでメタ・アンチメタ術式について少し補記してみました。いつかなってみたい。もしくは現在他の術式を主に使ってるけど、将来はメタ・アンチメタ術式使いで生計を立ててみたいという方は是非ご覧ください。

今回のフラグ云々は、作中で繰り返し言及している「認識が現実に先行する」という現象のポピュラーな活用法として出させていただきました。

例:やったか!→ やってない+本気を出していない
  倒したはずの相手の姿が見えない→大抵立ち上がってくる

このような多くの人に共通している普遍的な認識を活用することで、その認識の通りに現実を改変することが可能という理屈になっています。二級メタ術式使いになるのであれば、

「やったか!」+「えぇ……」+「これだけ喰らえば奴といえど……」+全身を隠す煙+そこに浮かぶ影+高らかな笑い声

といった風に複数フラグを立てて自己強化を重ねていくのが最低限求められる素養になると思います。因みに一級は数100年に1人現れるか現れないかの存在です。ジャンプ系少年漫画が主要な参考書になりますね。

一方のアンチメタ術式使いの場合は「パインサラダ」を会話に組み込むといったような露骨な死亡フラグを日常的に建てることで逆に「あれっ、こいつ死なないんじゃね?」という認識を相手に持たせる術法ですね。こちらも主にジャンプを参考に勉強していきましょう。

どちらも非常に汎用的な術式ですが、強いて言うならメタ術式は即効性、アンチメタ術式は恒常性に長けているといえるかもしれませんね。
いずれにしても、呪術廻戦とか鬼滅の刃とかの面白いニューフェイスが多々出てきているジャンプを読んで勉強するのが良いと思います。

ジャンプ、読もう!

2件のコメント

  • ケープアラゲジリスってなんぞ? と思って調べたが、画像を見ても。
    ……なんぞ? となりました。まぁ、リスっすかね。

    ふむ、つまり。

    普段より。
    「俺の小説は流行りの要素を全て取り入れ、プロの技法すら学び、なおかつ完璧なマーケティングと宣伝をしている。当たる要素しかない。絶対流行る!」(高笑い
    等と言い続けていると、アンチメタ術式使いになり、小説が爆死する可能性を意図的に下げる事が成功する。

    と……いうのことなのかな?

    確かに最近ジャンプ読んでないなぁ。読みます。

  • おおう、このような所まで読んでいただけるとは。誠にありがとうございます。
    ジャンプとリスの事は完全にその場の勢いで適当に書きました。混乱させてしまったのであれば本当に申し訳ございません……!

    あんこう兄様のおっしゃっている例だと、またメタ・アンチメタ術式とは別の分野の物になりますね。
    作中世界においては、本人が誰よりも強くその小説が世界で一番面白いと信じているのであれば、シンプルにその作者の「認識」を作品に適用させることが可能になります。
    つまり、実態が伴わずとも本当に面白い作品として読者に受け入れられることになるのです。流行ると認識していたら前後の流れを無視して唐突に「流行っている」ということになります。これは作品を見る人々の認識を塗り替える程に作者の認識が強いためですね。


    一方のメタ・アンチメタ術式は、上記の例が「自己」の認識を使っているのに反して「他者」の認識を活用するものになります。作者が自己、読者が他者ということになりますね。
    「自分が考えていること」ではなく「他人が考えていること」を「現実にする」と言い換えた方がわかりやすいかもしれませぬ。

    作者が典型的な流れを用いて小説を書いた場合、読者はその先をある程度予測することが可能となりますよね。

    例:トラックに轢かれる→謎の生命体Xに会う→異世界転生
      やったか!→やってない

    この「読者の予想」を「現実にする」。これがメタ術式の一連の流れとなります。

    アンチメタ術式はその発展形であると言えます。
    「こんな典型的な流れなんだから、きっと作者は予想外の展開を入れてくるに違いない」
    という読者の予想を現実にする。これがアンチメタ術式になりますね。

    つまりメタ・アンチメタ術式とは「印象操作」であるとも言えます。より多くの他人が同じ印象を抱けるような表現をする作者ほど、より優れたメタ術式使いといえるでしょう。

    いつかは作中でもその極みをお見せできるかもしれません。
    重ね重ね、お読みくださりありがとうございました!

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