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たまには作品語りでも(ネタバレ注意)

皆様こんばんは。
カクヨムコンも盛り上がっていますね。先程ランキングを見てみましたが、異世界ファンタジー【女性主人公】部門は600作品超エントリーされていて、『蒼天』は300位手前くらいにいました。

まあ、こんなものでしょう。少しでも見てもらえればいいもん。

とりあえず、だらだら書いていた過去編を書き終えて、本編第四部を開始しました。ストックは何話かあるんですが、すぐに力尽きたらすみません…。

この過去編「その男、期せずして子育てに奮闘する」はいつか書きたいと思っていたエピソードです。
「少年たちの空」は、第四部を始めるにあたって、ピースが足りないかもしれん…と思って、本編に繋がるようにあれこれ導線を張ったつもりの話です。
書き終えてみたら、「その男~」が約三万字、「少年たちの空」が約四万字と、なかなかのボリュームになってしまいました。早く本編を書け。

さて、たまには何を考えてこの話を書いているかなどをつらつら語っておこうかと思います。以下、ネタバレ注意です。あんまり楽しい話でもないので、ご注意ください。




おそらくこの二編に『蒼天』がどういう話かが詰まっていると思います。作者的には。
エディリーンの過去が「頼れる大人に出会った話」で、アーネストの過去が「頼るべき大人に見捨てられた話」という対比になってしまったの、エグいなあ、ごめんなあという感じです。

現状、少なくとも『蒼天』と『桜華堂』は、方向性は違っても同じこと書いてんなあ、ワンパターンじゃなあなどと思っているんですよ、自分としては。でもこれを書き終えないと次に行けないかなっていう、人生のテーマみたいなものがありましてね。ううむ、困ったものだ。

で、それって何なのさ?という話ですけども。ざっくり言ってしまうと、親との関係とか、家族関係でしょうか。自分の家族が色々とアレだったので、物語に救いを求めるしかなかったものでして、ハイ。

少し前にXで、「(物語の中で)思春期の悩みの中心は、親や家族の問題じゃないほうがいい」みたいな話が流れてきたんですが。
うん、まあそれはわかるんですよ。家庭のあれこれに気を取られていると、友達とか勉強とか部活とか将来とかまともに向き合う暇がなくて、ちゃんと成長できないんですよね、たぶん。スタートラインが、普通の人よりずっと後ろにある感じ。
私はそんな人たちの物語しか書けないので、こんなふうになってしまうんですが。

まあ、それはいいや。話を戻しましょう。

「その男~」は見たままのハートフルストーリーです。ハートフルストーリーです!
私は家族の愛とか書けないので、義理の親子とか、外部に救いを求めてしまうんです。現実だと義理の親からの虐待が多いじゃんとかいうのは置いておいて。
問題はアーネストの方です。メインキャラの中でこいつが一番メンタルやばいというのがバレてしまいました。え?そういう話じゃない?

で、アーネストのパパ上が何を考えているのかよくわからない…というか、現状決めあぐねているのでぼかしているだけなんですけども。
碇ゲンドウか、ホーエンハイムかどっちかだと思うんですが、どっちだろう。ゲンドウ君かなあ…。
まあ、息子は父親を乗り越えて成長していけるから、どうにかなるでしょう。どうにかしてくれ。そのために年齢設定高めにした気がするし。
どうにかならなかったらおそらく『彼氏彼女の事情』の有馬君みたいになってしまう!それは回避せねば!こちらにはメシアムーブしてくれるキャラがいないから、破滅してしまう!

…はい、気を取り直して。
ところで、世の中には父と息子とか、母と娘の物語は多くある気がしますが、父と娘の物語ってあるんでしょうか?私の観測範囲だと、義理の父と娘の話しかないんですが。実の父と娘が関係回復する話とかあったら教えてほしいです。
個人的には、父と娘の断絶はマリアナ海溝よりも深いと思っているので、離れて他に信頼できる仲間を作る話とかになってしうんですよね。少なくとも、私には書けないです。
もちろん、世の中には娘さんを大事にされているお父さんも多くいることは承知していますが、関係がこじれたら、という話で。気を悪くされた方がいらっしゃいましたらごめんなさい。

とりとめのないことをつらつら吐き出してしまいましたが、うーん、まとめがわからなくなってきたぞ。
まあ、こんな作者ですが、これからもお付き合いいただけましたら幸いです、といったところでしょうか。作者と作品は別物、という方もいるでしょうし、内情をあまり語るのは野暮というものかもしれませんが、私はこんな具合です、というところで。

では、本日はここまで!

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