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風景画 常闇之神社の景色・霊域

:常闇之神社の霊域
 禁足地より常闇様の神気が濃い場所。一切の魍魎、呪、悪意が抹消され、そこに至るものは真に純潔な者のみといわれる幻の領域。
 神気の影響で光も闇も藍色に染まり、そこにいる間は外界との時間に断層が生じ、霊域で千年過ごしたとしても一切加齢せず、現世では一秒にも満たない時間しか流れない。
 稀に子供が「ふしぎなばしょがあるんだよ!」と話すことがあるが、それは霊域のことと思われている。


 裏設定としては常闇様が、完全な本体を唯一晒し、リラックスする場所ですね。
 常闇様の本来の姿はヒトの上半身(多腕・複乳・三つ目と異相であるが)に蠍のような下半身、龍のような尾、上背は二十メートルに達する巨神です。
 実は常闇様はダメージをしっかり喰らいます。この本体がいちばんの弱点で、普段顕現する「現身の神」は反転の術の応用で生んだ、虚像のようなものなんです。
 しっかりと、常闇様にも弱点はあります。

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