ということで「心水体器:流氷姫は微笑まない」を投稿していくつもりです。
確認したら「私の支配者」のほぼ日投稿を始めた時は「過去作供養ひとりキャンペーン」と銘打ってる。でもこれは最近書いたやつだから供養じゃないし……、でもほぼ日でやりたいし……、ということでタイトル。
「私の支配者」投稿完了の時のノートで次は「狐の家族」かなーと言ってましたが、それより先に新しいのを一本置いておきたくなったので後回しにします。とはいえ「狐の家族」もその次の作品も早く出したいのでこれもほぼ日で、という感じです。
ただ見直しを考えたら「リリウム」みたいに週末投稿の方がやりやすいのは確かなので、「私の支配者」ばりに原則毎日投稿というふうにはならないと思います。あくまでほぼ日で。
全部で18節だったので早ければ9月中旬くらいには終わるはず。
作品について少し言及しておくと「流氷姫は微笑まない」はロシアから肢闘が亡命してくるお話。もちろん発想はベレンコ中尉亡命事件から。語り手の碧が状況の渦中にあまり入っていかないのもあって客観的な場面描写が多く、心情描写よりは展開寄りです。その点もう少し丁寧に描けるなあというところもあるので直しつつ上げていきます。
「心水体器」シリーズ全体として人型兵器を現代のドクトリンの中に捻じ込みたいという思いが根底にあって、そういう意味では肢闘対他の兵科をきちんと描かなければならんのですが、今回も人型vs人型が花になってる悲しみ。