【執筆中のつぶやき】
小説を読んでいるとき、人は、どんなときに「面白い」と思うのか――?
……そんもん、人それぞれ、なわけですけど。
とりあえず、私が好きなのは、これでしょうか・
「意表を突く」
「え――!? そういうこと?」
「そこ!?」
「なんで!? そんな!」
思わず、そうツッコみたくなるような展開です。
(面白いと思いませんか……?)
こういうの、作者サイドとしては「あらかじめ、仕込んでおく」わけですよね。
けど、読者様は、作者の想像以上に鋭かったりするのです。
私が「ふふ……、この展開は読めまい!」と思ったところで、結構、読まれてしまいます。
――というわけで。
「意表をついたあとで、更に意表をつく」
これでどうだ!?
【更新予定】
「初めに、お伝えしておきましょう。
この部屋は、完全防音です」
人を惹きつけてやまない貴人の微笑に、ひと筋の邪悪が混ざった。
ハオリュウに無言の圧が加わる。
そして、切り出された話は……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第二章 黄泉路の枷鎖よ
1.波紋の計略-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330660233620696 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 投稿します。
※第三部 第二章は、
2023年9月1日 ~ 2024年2月9日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「ハオリュウ」
先送りにしていた「女王陛下の婚約者になりませんか」の件。
周り中が「断れ!」と言っていたのですが、ハオリュウの立場ではどうにもなりませんでした。
それにしても、あっさり引き受けてしまいました。作者としても、もう少しくらいは、ごねてほしかったのですが、ごねられるような立場でもないなぁ……と。
幕間『正絹の貴公子』で、レイウェンに「決闘を申し込む資格すらない。顔を洗って出直せ」と言われて当然です。
そして、問題は婚約者の件だけではなくて。
むしろ、当面の問題は、こっち!
「『私たち』は協力して、鷹刀一族から『ライシェン』を取り戻さなければなりません」
――つづく!
【次回予告】
「君ならば、鷹刀一族と接触することは可能でしょう?」
微笑みを絶やさぬまま、奈落のような黒い瞳が、じっとハオリュウを捕らえた。
「『私たち』のために、うまく『ライシェン』の隠し場所を聞き出してください」
貴族は、王族に逆らえない。
……この場を辞したあと、いったい、どうすればいいというのだろう?
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第二章 黄泉路の枷鎖よ
1.波紋の計略-3
よろしくお願いいたします。