【執筆中のつぶやき】
ふと、思ったのですが――。
小説本文には、|漢字《るび》 で、ルビを振ることができますが、タイトルはダメなんですよね。
そのためか、たまに、タイトルに 《 》 でルビを入れている作品も見かけます。
そうしたくなる気持ち、分かります!
市販の本には、表紙や背表紙にだって、ルビが振ってある本もあるのだから、小説サイトでも振れたらいいのになぁ……。(そういう機能をつけるのが難しいから、ルビを振れないのだと思いますが……)
つまり……、その……。
これから開始する章のタイトルが、どう考えても、ルビなしでは読めないものだという話です。
(「章タイトルは7文字にする」というマイルールと、「なんとなく、カッコいい」という厨ニ心で、決めてしまった。ちょっと恥ずかしい)
【更新予定】
藤咲家当主の書斎にて、ハオリュウは思索にふけっていた。
温厚で人当たりのよい顔は渋面を作り、苛立ちがにじみ出ている。
「ハオリュウ」
おざなりなノックと共に、ぼさぼさ頭が部屋に入ってきた。
「そのやたら豪華な封筒が、例のアレだな」
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第二章 黄泉路の枷鎖よ
1.波紋の計略-1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330659883212925 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 投稿します。
波紋の広がる 第三部 第二章 開幕――!
※第三部 第二章は、
2023年9月1日 ~ 2024年2月9日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「第二章 開始」
第二章の開始は、ハオリュウから。
……主人公もヒロインも、出てきません……。
実は、初めの予定では、今回のエピソードを含む3話は、第一章に入れるつもりだったのです。
そして、ルイフォンとメイシアのシーンから、第二章スタートにするつもりだったのです。
けれど、展開的には、今回の「ハオリュウが、摂政に呼び出しを食らった」ところから新展開になるわけで……。
悩んだ末に、主人公不在のまま、新章スタートとなりました。
そして、さらに、あれこれ考えて、主人公の登場は、なんと「6話目」からとなりました。
(主人公とは……?)
さておき。
長い間、放置していた「ハオリュウが、女王の婚約者になれと言われている件」についての話の始まりです。
幕間『正絹の貴公子』でも、少し触れましたが、さて……?
【次回予告】
「初めに、お伝えしておきましょう。
この部屋は、完全防音です」
人を惹きつけてやまない貴人の微笑に、ひと筋の邪悪が混ざった。
ハオリュウに無言の圧が加わる。
そして、切り出された話は……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第二章 黄泉路の枷鎖よ
1.波紋の計略-2
よろしくお願いいたします。