【執筆中のつぶやき】
リアルな現代に近い舞台の小説を書いていると、つくづく思うのです。
スマホの存在は、小説を変えた――と。
古い物語だと、「あのとき、逢えていれば……!」というような、「すれ違い」がドラマを生む、なんて展開も、あったと思います。
しかし、現代だと「じゃ、連絡しとくわ」で、一瞬で、連携が取れてしまうのです。
――すれ違わない!
……だったら、スマホフル活用で、都合よく味方が助けに来る、という展開も、いいよね?
【更新予定】
「リュイセン!」
ファンルゥは、リュイセンが身を躍らせた窓へと駆け寄った。
しかし、夜の野原は真っ黒で、彼の姿を見つけることはできない。
「どうしよう……」
そして。
途方に暮れたファンルゥは――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第八章 夢幻の根幹から
9.猛き狼の啼哭-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16816927862064879013 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 公開です。
※第二部 第八章(本編23話)は、
2021年12月3日 ~ 2022年5月6日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「ファンルゥの危機」
今回のエピソードは、よくよく考えてみると、王道すぎるほど、王道だと思います。
こういう言い方は、あまりしたくはないのですが、小さな子供であるファンルゥが「お荷物」になる、という展開。やりたくなかったのですが、リュイセンを引き止めるために、どうしても使ってしまいました……。
ファンルゥは賢くて良い子なのです。お荷物扱いはしたくなかったのです。
そんなわけで、よーく、読んでみると、ファンルゥは、ひとつのミスもしていない……はず、です。
腕輪が光ってしまって、塔の見張りに見つかってしまうわけですが、それは「外に出るからには、腕輪を付けていないといけない」と判断し、やむを得ず、腕輪を付けていたから。
見張りたちが、それを刃物の輝きだと思ったのは、リュイセンが脱走したという事実があったために警戒していたから……と、(私が)屁理屈をこねています(笑)。
そして、ついに、リュイセンとミンウェイが電話で繋がりました。
長かった第二部 第八章も、次回で最終話です。
5/10(火)に、あらすじを投稿し、再来週5/13から、第二部 第九章を開始します。
【次回予告】
愛しい人の声に抱かれ、リュイセンは意識を失った。
再び、目を開けたとき。
そこは、メイシアのいる展望塔だった。
〈蝿〉との決着は、今夜中につける。
だが、その前に、鷹刀に――ルイフォンとメイシアに、義を尽くす。
リュイセンの脳裏に、自分の為すべきことが、理屈ではなく、直感で浮かび上がった。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第八章 夢幻の根幹から
最終話
9.猛き狼の啼哭-3
よろしくお願いいたします。