【執筆中のつぶやき】
超長編を書いています。
長い長い作品なのですが、読まれやすいときと、読まれにくいときがある……ような気がします。
読まれやすいとき――、
それは、「ひとつの章が終わったとき」
なんとな~く、なんですけどね。
気のせいかもしれない、というくらいの差なんですが、ひとつの章が終わると、まとめて読んでくださる方がいる気がします。
有り難いです。本当に有り難いです。どうもありがとうございます!
(本当は……「そういう気がする」だけかもしれない。
でも、前向きに、そう信じていたほうが良いに決まっている!)
中途半端なところで「おあずけ」よりも、気持ちよく一気に読みたい、ということなのかな、と思います。
その気持ち、分かります。
だから、「今が、まとめ読みのチャンスだよ!」と、いい感じに章を区切れると良いのではないかと思うのです。
(きっと、ひとつの章が、長すぎても短すぎても駄目なんだろうなぁ)
さて、拙作は……。
明日から新章開始です。
(つまり、一番、読まれにくい状態……?
いえ、前の章まで、いい感じに終わっていますよ?)
【更新予定】
季節は、初夏へと移ろうとしていた。
〈蝿(ムスカ)〉の潜伏先が判明したものの、そこが王族所轄地であるため、迂闊に手を出せない鷹刀一族。
鬱々とした日々を過ごすリュイセンに、部屋に籠もったきりのルイフォン。
彼らを巡る、新たなる試練が始まる――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第四章 昏惑の迷図より
1.暗礁の日々-1
謎に差し迫る、第二部 第四章、開幕――!
※第二部 第四章は、
2020年9月11日(金)~ 11月13日(金)本編9話+幕間1話
毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「新章開始で、状況説明」
今回は、状況説明が多かったなぁ、と思います。
ドキドキ、ワクワクの展開はありません、すみません。
しかし、いよいよ本格的に王族が出てまいりました。
ルイフォンが言うように、王族が出てくるのは必然だったわけですが、リュイセンが言うように「なんで、こんなことになった?」だと思います。
摂政と婚約者の名前は、既出ですが、ここで出しても混乱するだけなのであえて書きませんでした。(あらすじには書いてあります)
おそらく、リュイセンも覚えていないことでしょう。
この前の第三章の第1話目は、リュイセンがルイフォンの部屋に行って、「いい策はない」とウダウダ語るという話でした。(ラストで、ルイフォンが「メイシアと喧嘩した」と言った回です)
第四章も同じパターンだったと、あとで気づきました。
…………。
ルイフォンが調査して、リュイセンが実行するのだから、必然……ということにしてください。
さておき。第四章が始まりました。
ここからは、いよいよ〈蝿(ムスカ)〉との決着に向けての展開となります。
そして、それと同時に、『デヴァイン・シンフォニア計画(プログラム)』について、謎が明かされていきます。
ここから、どんどん加速していく『デヴァイン・シンフォニア』の世界。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
【次回予告】
〈蝿(ムスカ)〉は何故、メイシアを捕らえようとしているのだろうか――?
ルイフォンは、思い悩む。
こんなに近くに彼女はいるのに、ふとした瞬間に、心が鉛のように重くなる。
彼女を何者かに奪われてしまう。
――そんな幻影に囚われる……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第四章 昏惑の迷図より
1.暗礁の日々-2
よろしくお願いいたします。