【執筆中のつぶやき】
現在、作中でキャラクターたちが揉めています。
それぞれの主張を訴えています。
こういうシーン、両方の主張が、きちんと読者に伝わってないと駄目なんだろうなぁ、と思います。
読者に共感、あるいは同意してもらえなくてもいい。
けれど、「どうして、そんな主張をするのか」。
それを理解してもらえないと……、
読者は読むのが面倒くさくなって、
言い争った結果、「どうなったか」だけを教えてくれればいいやー。
――ってことになるような気が……します。
キャラと読者の距離が近くならないと駄目なのかな、と思います。
知らない人のことなんて、理解できないものだから。
今回の作戦（？）として、
「昔話を出して、キャラと読者の距離を縮めた（つもり）」
なのですが、果たして……？
【更新予定】
「『デヴァイン・シンフォニア計画』だ……！」
ルイフォンの頭の中を、閃光のような衝撃が駆け抜けた。
点在していた情報のかけらが結びつき、〈蝿〉が作られた理由にたどりつく。
『過去のヘイシャオ』と『現在の〈蝿〉』。
このふたりをどう捉えるべきか。
若き狼が訴える。『未来』のために――。
『di;vine+sin;fonia ～デヴァイン・シンフォニア～』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第二章 約束の残響音に
４．若き狼の咆哮－３
――明日、金曜日 20:20 更新 ！
よろしくお願いいたします。
※新しい年、２０２０年を迎えたので、更新時間を「２０：２０」にします！（笑）
第二部 第二章 投稿終了（5月15日）まで、毎週金曜日 20:20 定期更新です。
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
（少しネタバレを含むため、スペースを空けます）
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【制作ノート】
「歩いてないけど、一歩前進？」
今回で、『若き狼の咆哮』エピソード終了です。
いろいろありましたが、丸く収まったというか……。
イーレオが「推測していたことを明かしただけ」という気もしますが、主人公ルイフォンとしては「その場を一歩も動かずに、真相に一歩、近づいた」ような気分だと思います。
今回は、いつも会議では質問係（？）のリュイセンが活躍してくれたと思います。
「推測の類は得意ではないが、必要なことを見間違えることはない」のが彼の特徴なので、その通りに動いてくれたかと……。
イーレオとの年齢から来る感覚の差、うまく書けたかどうか、心配です。
小説って、「年齢」を書くのが難しいと思います。
設定されている年齢を数字で出すことはできますが、本当にその設定年齢の人物と感じてもらえるかどうか。
ある程度以上の年齢になると、どんな人生を経験してきたかで、大きく言動が変わってくることもあり、いつも悩みながら書いています。
さて、次は、『イーレオとエルファン』のエピソードになります。
『４．若き狼の咆哮－１』で、イーレオが料理長に酒を貰いに行きました。
そのとき、エルファンと飲むのだと言いました。その、続きとなります。
この『イーレオとエルファン』のエピソード（全２話）で、第二章終了。幕間となります。
そのあとは、第二章のあらすじを投稿して、今回は章の間のお休みはなしで第三章に移りたいと思います。
【次回予告】
「イーレオ様、つまみのご用意ができましたよ」
料理長の声に、イーレオは現実に引き戻された。
そうであった。エルファンと呑むために、厨房まで酒を貰いに来ていたのだった。
「キリファ様の思い出を肴に、エルファン様と語られるのですか？」
「何故、それを……？」
「私には、皆様のお心が読めますから」
そして。
セピアの部屋に、封じられた甘き香が広がる……。
『di;vine+sin;fonia ～デヴァイン・シンフォニア～』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第二章 約束の残響音に
５．封じられた甘き香に－１
よろしくお願いいたします。