【執筆中のつぶやき】
素朴な疑問です。
「『思わず、ページを開きたくなるような目次』って、どんな目次?」
各エピソードにタイトルが付いていたほうが良い、とは公式の記事にありました。
だから、「第1話」よりは、「第1話 邂逅」のほうが良いのではないかと思います。
では、そうやって作られたエピソードタイトルがずらっと並ぶ目次は、どんなものがいいんでしょう?
勿論、作品によって、ベストな目次はそれぞれだとは思いますが……。
と、いうのは。
あるとき、気づいたのです。
「拙作の目次って、やたら数字が付いているなぁ」と。
私がエピソードを管理するのに便利だから、なのですが――。
あれ? 他の方は番号なんて、ふってない!?
拙作の目次は、こんなのです。
第二部 比翼連理(←大見出し)
第四章 昏惑の迷図より(←小見出し)
〈第三章 あらすじ〉(←これ以下、エピソードタイトル)
1.暗礁の日々-1
1.暗礁の日々-2
1.暗礁の日々-3
2.目覚めのない朝の操り人形-1
2.目覚めのない朝の操り人形-2
2.目覚めのない朝の操り人形-3
3.箱庭の青空
4.菖蒲の館を臨む道筋-1
4.菖蒲の館を臨む道筋-2
幕間には、数字をつけていませんでした。
だから、こうです。
幕間(←小見出し)
白詰草の花冠(←これ以下、エピソードタイトル)
不可逆の真理
天命の絆
月華の宣誓
(拙作を読んでくださっている方はお気づきかもしれませんが、これは未公開部分のエピソードタイトルです。たぶん、ネタバレしないと思うので。予告っぽく)
果たしてこれって、分かりやすいのでしょうか、分かりにくいのでしょうか。
(管理するために、私にとっては絶対に必要なんです……!)
#分かりにくいと言われても、今更、直す気はないのですけどね……。
同じエピソードタイトルで、枝番(?)がついているのも、特徴的……かも。
(「1.暗礁の日々-1」の「-1」や「-2」のところ)
こんな感じの目次にしている作品って、少数派……?
#少数派と言われても、今更、直す気はないのですけどね……。
番号をつける場合でも、章をごとに「1」に戻さずに、連番になっている作品も見かけます。
そういうほうが分かりやすいのかな……?
(でも、100話を超えている拙作でそれをするのって、数が大きすぎて分かりにくそう)
自主企画で、「あらすじと目次を読みますよ」というものを何回か見たので、
「ひょっとして、目次ってアピールポイント?」
「なら、受けの良い目次って、どんなの?」
と、気になったのでした。
#何を言われても、今更、直す気はないのですけどね……。(←しつこい)
和風の作品なら、漢数字「一、二、三……」とか、「壱、弐、参……」。
ローマ数字が似合う作品もありそう。
良い目次と言っても、作品によって、いろいろありそうです。
拙作の目次ページ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517(婉曲な? 宣伝)
ただ、ほんのちょっとだけ、気づいたことがあるのです。
それは、「大見出し」と「小見出し」について。
小説サイトで、見出しが2種類あるのは、私の知っている限りではカクヨムだけです。
これ、凄いことだと思うのです。
10万字くらいまでの作品なら、たぶん、どちらか一つで充分だと思うのですが、20万字とか、50万字の超長編になってくると、効果があると思います。
拙作は現在60万字を超えたところなのですが、50万字までが「第一部(←大見出し使用)」になっています。
2月に第一部が完結したときには、「完結したから、特別にたくさん読んでもらえる」ということはありませんでした。
それが、6月に第二部を開始したときに「第一部」「第二部」と分けて、あらすじにも「第一部で気持ちよく一区切りしています」と書いたら、最初から連続して読んでくださる方がちらほら来てくださいました。(「絶対に、大見出しの効果だ」とは言い切れませんが)
めちゃくちゃ嬉しかったです。
第一部が完結して、それでたくさん読んでもらえるわけではなかったし、第一部で区切りがあるために、第二部まで続けて読んでくださる方はぐっと減るだろう、と覚悟の上での第二部開始でした。
それだけに、感動しました。
読み始めてくれた方、ずっと読んでくださっている方、本当にありがとうございました。
やはり、「超長編だけれども、きちんと区切りがある」というのは、大切な気がします。
そんなわけで、超長編を書かれている方は、2つの見出しの有効活用をお勧めします。
(読者が増えるという、保証はしませんが……)
【更新予定】
我が家に貴族のお客さんが来る!?
しかも、曽祖父上の紹介状に、祖父上の口添えつき!?
何それ?
いったい、その貴族、何者なの!?
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理
幕間
三眠蚕(さんみんさん)の貴公子-1
――明日、金曜日 21:01 更新
よろしくお願いいたします。
※11月8日 幕間4話 投稿終了まで、毎週金曜日 21:01 定期更新です。
そのあとは、リアル多忙&カクヨムコン不参加のため、いろいろ落ち着いたあと、来年2~3月に連載再開します。(執筆済みのため、それは保証します)
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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【制作ノート】
「幕間というより、番外編」
『三眠蚕の貴公子』。全3回のエピソードです。
今回のエピソードでは、「ハオリュウがレイウェンを訪ねた理由」は書かれていませんが、本編を読んでいれば分かりますよね……?
本当は、幕間の扱いではなくて、本編に入れたかったのですが、メイシアが涙ぐみながら「ハオリュウが、ユイラン様にドレスを頼んでくれたの」と叫ぶシーンまで、このエピソードを語ることができなかったため、泣く泣く幕間にしました。
わりと重要なエピソードだと思うのに……。
(物語の展開的には、「ハオリュウは、レイウェンに仕事を頼んだ」だけでいい、といえば、いいのですが)
クーティエが語り手になると、なんだか、いつもと全然、違う物語のような気がします。
……いかがでしたでしょうか……。
(ずっとクーティエが語り手のまま、あと2回続きます)
本編で、ハオリュウとレイウェンが提携したことが既に明かされているので、先が分かっているようなエピソードですが、よろしければ、あと2回、お付き合いください。
そのあとは、しばらくお休みに入ります。
【次回予告】
父上の会社が、「女王陛下の婚礼衣装」を請け負う!?
凄い、凄い、凄い! 信じられない! 夢みたい!
女王陛下の衣装、しかも婚礼衣装なんていったら、我が国で最高の衣装でしょ!
え……。
でも、なんで、父上は……?
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理
幕間
三眠蚕の貴公子-2