※拙作を読んでいなくても楽しめる近況ノートを目指して、冒頭では更新情報以外のネタを振っていきます。
――そのほうが面白そうだから。
前の章の最後辺りから、ずっと、大人数が一箇所にいるようなシーンばかり書いていました。
そして、久しぶりに1対1の会話の回。
……あれ、1対1って、今まで、どう書いていたっけ……?
ちょっと戸惑ったのでした。
会話の内容が、面白いものなら、テンポよく書くのがいいような気がするんですが、今回は割と深刻なんですよね。
私は、地の文好きなので、間に描写を入れまくります(それがいい、正しいというわけではない。好きだというだけ)。
今回は深刻なので、沈黙も多いし。……うん。たぶん、こんな感じでいいだろう。……たぶん。
ティーカップに波が立つ。
登場人物が立ち上がる。
物の動き、人物の動き。会話以外に、結構、何かが動いています。
そんなわけで、
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第六章 飛翔の羅針図を
1.花咲く藤の昼下がり-4
を、明日、土曜日、朝7時ごろ更新します。
よろしくお願いします。
※第一部完結まで、毎週土曜日朝7時ごろ、定期更新です。
近況ノートは、朝寝坊してもいいように(すみません)、前日に上げておきます。
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます。
本編のあとにお読みください)
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制作ノート
「ヒロインの台詞が……あれ?」
今回は、メイシアとハオリュウが、ひたすら会話する回でした。
はるか昔の第四章で電話越しに、第五章でひと芝居うつ前にヒソヒソ話、と、これまでにも、ふたりの会話はあったのですが、きちんと会話を書くのは今回が初めてです。
ふたりは、仲の良い姉弟です。
ということは、砕けた感じに話すわけです
「(俺には敬語でよそよそしいくせに)異母弟には普通に話すのか」とルイフォンがいじけたことがあるくらいです。(第四章の電話越しのときのエピソード)
………………敬語を使わないメイシアって…………(書きにくい)
そのくせ、何故か、ハオリュウはすんなり書けるんです。
彼は相手によって、かなり喋り方を変えているのに、不思議です。
ハオリュウは、非常に味わい深いキャラクターです。
今まで、結構、書いてきた気もしますが、今回、初めて素顔の彼を書いた気がしました。ずっと気を張っていたんでしょうね。
桜を浴びるシーンは、描写として書きたいと思っていたシーンでした。たぶん、これが本来の彼です。めったに見せないけど。
書いていて、なんか、いつもと違う雰囲気の回でした。