• 詩・童話・その他
  • 異世界ファンタジー

タラレバ考察 & 梅仕事

 「妃家の首飾り」がシーズン2最終章第3話まで終わりました。何度も繰り返してしまいますが、嬉しくて有難いので繰り返します(笑)。本当にここまで読み進めて下さった皆様、有難うございます!今、カクヨムで活動していなければ、お会い(SNSの中で)出来なかったと思うと、このタイミングでのカクヨム交流に心から感謝の気持ちでいっぱいです♬。

 物語の方もシーズン2の新たな展開に入って来ました。ここで思うのが人生や運命の不思議。ポリーとレウォンは、この先どうなるのか。もし、ポリーが浜辺に行かなかったら、そこで野犬が現れなかったら。それより前に、ポリーが港の市場でパンを持った人に会わなかったら、お店に行った後、裏庭に行かなかったら、そこでサソリが寄って来なかったら。多分、二人の行く末は全く違ったものになったのでしょう。もっと言えば、ポリーが青の国へ行かなかったら、レウォンは過去に縛られず、平凡な生活を送れたのかも知れません。
 物語でなくとも、現実の人生でもきっと、こういうタラレバって数多く、地球上で起こっているのでしょうね。

 話は変わって、5月末、梅の時期になりました。毎年、我が家は6月にかけて梅仕事の時期です。梅干しや梅酒を作るのが恒例ですが、今年は何と、幻の「割り青梅のカリカリ甘味漬け」を作ります。これは、「妃家の首飾り」シーズン1の第7話「毒見役モカ」#1で出てきた、エレナ得意のお茶受けです🍵。ググると、幾つか似たレシピがあるのですが、我が家の甘味漬けは、私が子供の頃、母親がご近所の人に教えてもらった特別なやり方で、梅割り器も手作りしたものを頂き、どこをどう探しても同じレシピがないのです。

 我が家でも、母がこのレシピを長年、失っていたので幻となっていました。この物語を書いた数年前は、まだ見つかっておらず、昔を偲ぶ気持ちで、この甘味漬けを登場させました。ところが、今年、整理していた引き出しから、数十年ぶりに見つかったのです。そのレシピの走り書きは、私の修学旅行の注意書きプリントの裏にありました(笑)。よく見つかったと思います。では、今から仕込みます!食べるのは先になるので、上手くいくかどうかドキドキですが、懐かしい思い出の味と同じでしたら、レシピを近況ノートに後日(2、3ヶ月後)アップしたいと思います♪。

 追記: 最初に教えてもらった、当時住んでいた愛知県のご近所さんは、もともと長野出身で、そこでの作り方らしいです。一度、教えてくれたおばさんに母が電話してみたこともあったのですが、教えた本人も詳細を忘れたとのことで、ずっと幻になっていました。海割り器を作ってくれたおじさんはもう他界され、今回、また再挑戦で作ろうとしている話はお伝えすることが出来ず残念です。

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません