タイトル通りなのですが、本日連載していた「人斬りラムダの異世界転移譚」の第二部を書き上げました。ここまで通読していただけた皆様方、誠にありがとうございました。

今回のテーマは「技術屋の悲哀」ということで、私の仕事でも感じる悲しさを、悪意というものに昇華させて書き連ねてみました。

誰に言われたのかいまいち思い出せないのですが、とある時に「その触っている何の変哲もないドアノブも、誰かの情熱があったんだ」と言われたことがあります。何気ない日常で映っているもの全てがそうなのでしょうが、私達はついついその恩恵を当たり前に感じて時にないがしろにしてしまう悪い癖があるかと思います。

そして、それは最近人間関係に対してもそうなのだと感じてしまうのは私だけでしょうか。人は千差万別であるのに、こうあるべきだと無理やり型にはめ、壊れたら捨てるように。見てくれが良ければ全て良しと言うように。

影の大黒柱のことは感謝もせず、シロアリに蝕まれるのをほったらかしにして壁紙だけを褒めるように。いつかは倒壊というしっぺ返しを食らって命を落とすまでになる――そういう事をこの第二部に「悪意」という形にして書いています。

ヒロインのソニアちゃんについてはこのシリーズにして初の超常識人ということで、濃ゆいキャラクターを作成する私にとってはとてもデザインが難航したキャラクターでした。

その反面、成長過程は至ってシンプルにデザインしています。保護され、振り回され、そして悪意に晒されて挫けそうになった時。ボーイフレンドや周囲が手を差し伸べてくれて、己にも悪を跳ね除ける悪を宿すというある意味幸せなもの。

ただその過程には過酷な運命が待ち受けてているといった感じです。少し酷すぎる運命だったのですが、彼女は最後の最後に女になることでそれをすべて背負って生きる強い子に育ったのは書いてる私も良かったな~と成長を見守る親のように思ってしまいました。

第二部によりようやく出てきた『専門家達』ですが、まだ端役しか出てきていませんネ。もちろんボスもしっかり考えていますのでお楽しみに。

これらに立ち向かうプロットも出来上がっているのですが、巻末に書いた「★300で次のストーリーがアンロック」が達成されるまでは更新をストップしようかなとか思っていたりします。

というのもそろそろカクヨムコン4の準備もしなければなりませんし、来年の公募のストーリーも書かなければなりません。ということで私肝いりの「人斬りラムダ」ですが、ここいらでひとつ休憩といきたいと思います。無論アンロック条件がクリアしたら死に物狂いで次のお話を書こうとか思っていますけれどもネ。

さて、ご通読していただけた皆様や各方面に感謝をしつつ。人斬りラムダ第二部、ここにて閉幕でございます。一年以上に渡るお付き合い誠にありがとうございました。多くのさんざめく★達に求められたならば、またラムダくんは闇に舞い戻るでしょう。