って思った。
いえ、僕が不条理ものが大好きなだけなのです。この異世界とかいう理想郷のくせに禿げた公務員みたいなおっさんが出てきて説明したり、薄汚い川で洗濯していたり、まぁぶっちゃけ自分なら絶対に行きたくない場所に、特に何の理由もなく(抽選で!)連れてこられた青年ツヨシ。この名前もツヨシってところがミソですよ。どう転んでも主人公にはなれない。だって勇者でもなんでもなくただの抽選ですからね。なんの能力もないけど突然こういう世界に落とされてガイダンスに従って仕事を得ていくことになるのがツヨシの物語です。
まぁひとつの拉致被害者(アブダクティーズ)のモデルケースとして、滑稽な不条理ギャグ時空をお楽しみください。