カクヨムとは異なりますが、noteで「創作大賞」が始まりました。
そこで、私が今連載している「鬼と天狗」。これについてどうするか思案中です……。
noteで創作大賞が開催されるのは今回で3回目なのですが、開催時期も要項も毎回変わっているという、結構応募する側としては、厄介な面も^^;
そして私の場合、基本的に「長編」なので、各部門の規定に合わず、毎回「一般部門」に応募せざるを得ない……という悩みも。
→そもそも、歴史小説自体ニーズが少ないかもしれません。
ただ、昨年特に賞を取ったわけではないのですが、「泪橋」を地元図書館やミニFMで取り上げて頂き、少し思うところもあったんです。
全国的知名度を得られればそれに越したことはありませんが、そうではない「ニッチな需要」というのも、地域貢献という視点からすれば、価値があるのではないかと。
二本松藩関係者とも話したことですが、歴史モノというのは、「利益追求」をしようとすると、コンテンツとして使いづらい部分もあります。
ですが、100年・200年先を見据えた先に、価値が出てくることもある。
「ライフワーク」として書くべきか、「ライスワーク」として書くべきか。
後者については、私も一応プロの端くれ(Webライター)ですので、それなりに読者や流行の分析をすることもありますし、あれはあれで一つのスタイルなのだと思います。
ですので否定はしませんが、地元の歴史については、「ライスワーク」より「ライフワーク」としての完成度を高めたいなあ……というのが、今のところの私の目標。
創作大賞として出すのだったら、案外別作品を書き下ろし、出すかもしれません。
まあ、「鬼と天狗」の30万字超えは確実で、ひょっとすると35万字位行きそうな、しかもニッチな歴史を扱っている時点で、「商用化は難しい」というのが、プロとしての私の判断ですけれどね^^;