• に登録
  • エッセイ・ノンフィクション
  • ミステリー

「シチリア島~」完結ご報告

おかげさまで「シチリア島奇譚(仮)」完結いたしました。
応援、レビュー、評価をいただいた皆様、読んで下さった皆様に感謝致します。ありがとうございました。

今回、カクヨムに公開するにあたって推敲しつつ考えていたのですが、さて

【このお話の舞台は何時代?】

設定ノートが(アプリが開発終了しているため)もう開けないのですが、15世紀のアラゴン王朝下のシチリアを前提にしたような覚えがあります。

主人公は冒頭で海賊稼業で一財産稼ごうとしています。(地中海の状況は1571年のレパントの海戦で大きく変わるので)やはり15世紀以前が妥当かと・・・・・・

とはいえ、最近はもっぱら16世紀フィレンツェのお話を書いているため、推敲する過程で16世紀っぽい雰囲気になったかもしれません。14話で1回だけ登場する人物の衣装は完全に16~17世紀の流行です。

地中海に実在する島の、数百年前の過去を舞台にしたおとぎ話としてお楽しみいただければ幸いでございます。その他にもセルフ突っ込みしたい箇所が色々・・・・・・(;´∀`)

この場を借りてもういちどお礼申し上げます。本当にありがとうございました。


6件のコメント

  • こんにちは。

    改めまして、完結おめでとうございます。
    もう本当にラストが素敵でした。←何度でも言いますw

    ラストの全改編も選択にあったようで、されなくて本当に私は良かったと思います。前半部分の暗い雰囲気を一蹴する感じの爽快感に希望に向かう姿は傑作です。大好きな作風でした!

    私は歴史に疎いので時代の想像は難しかったのですが、しいて言えば大航海時代の雰囲気でした。そのような匂いをさせる描写もありましたよね。コメントでファンタジーの世界で読ませて頂いてますと言いましたがあれも本音です。私にとって大航海時代もファンタジーの一つですwおバカですいませんw

    私の単細胞思考では「港」「売り買い」「奴隷」の情報がリンクすると大航海時代が連想されます。日本では戦国時代に鉄砲一丁が奴隷一人と交換されていた時代だったと思うので、その影響でしょう。

    服装にも時代を匂わせる描写があったとは目から鱗でした。その風貌からも数字を使わなくても連想させられますよね。とっても基本的な事かもしれませんが、言われてみればその通りです。

    これも日本で言えば、陰陽師が幅を利かせていた時代の兵士武装と戦国時代の兵士の武装では全然違いますものね。歴史物をまったく書いた事がなかったので、とっても面白いご意見でした。

    ちょっと話はかわりますが、アメリカの描く日本人の戦士は侍のような忍者のようなゴチャゴチャな雰囲気が楽しいです☆


    あ、前回のノートの話になりますがヨーゼフの名前に触れて頂き感激です!まさか裏設定を言うチャンスがあるとは思ってもいませんでしたから!

    かなり長い説明になってしまうので、自分のノート(連絡帳5)に書く事にしますね。

    KHさんが想像された世界的に有名な方って誰だったのですか?
    教えて欲しいです!お願いします!

    最後になりましたが幽霊話に最後まで付き合って頂き、さらに☆まで下さり本当に嬉しかったです!ありがとうございました!
  • ゆうけんさん

    最終話を気に入っていただけて幸いです。仰るとおり、少しは明るい要素があったほうがいいですよね。

    鉄砲1丁が奴隷1人と交換されていたのですか。高いのか安いのか・・・・・・

    この時代のヨーロッパの服装は、さすがヨーロッパというかバラエティに富んでいて用語が難解で頭がクラクラしてくるんです・・・・・・なので服装の描写は最小限!(笑)の私が偉そうなことは言えないのですが、世紀によって裾がくるぶしまであったり短かったり露出が激しかったりといった流行があるので、基本ぐらいはおさえようと思いまして・・・・・・でも本当に難解なんです。泣けてきます。

    ジョゼのモチーフかなと思った人物はイエス・キリストです。

    どうしてそう思ったかというと、冒頭でアリステラが純潔のまま妊娠することから聖母マリアの処女懐妊を連想しました。さらにマリアの夫=イエスの養父はヘブライ語でヨセフですが、ドイツ語だとヨーゼフとなります。

    あと関係ないのですが、イエスはイタリア語だとGesù(ジェズ)なのですが、アクセントが違えどジョゼと語感が似ている気がしまして・・・・・・え、全然似てないですか?(;^ω^)

    というわけで私の頭の中でジョゼがすっかり救世主wになってしまったのですが、1読者の妄想ですのでスルーして下さいませ(笑)

    幽霊話面白かったです! レビュー少々お待ち下さいね。
  • KHさんへ

    すごい歴史的知識ですね! 当時の流行のファッションは絶対にあると思っていましたが、膝下の服装や帽子など小物まで再現されているとは驚きです。本当にKHさんは凄い方だと認識しました。最近の流行ファッションで真っ先に思い出すのはミニスカートです。またはロングスカートでしょうか。流行は繰り返す。メビウスの輪のようにDNAの螺旋が如く、最小の物体は球体で、最大の物体(宇宙)もまた球体で膨張し続ける。世の中、クルクル回っているのかもしれませんね^^

    ヨーゼフの由来はお見事的中でございます!
    イエスのイタリア語がジェズとは驚きでした!ジーザスやクリフトなどの言葉は知っていましたがイタリア語だとジェスとは!
    スペイン語のジョゼも調べればもっと意味があったかもしれませんね。
    嗚呼、言語って本当に面白いですね。バベルの塔が神の怒りに触れて感謝ですw←不謹慎ですねwすいませんw

    ジョゼは間違いなく救世主のポジションです。ただ、私達が妄想するより人間っぽい描き方になると思います。

    KHさんの裏話も、お時間ある時にで構いませんので聞かせて下さい。

    あと、幽霊話のレビュー内容は無理されないで下さいね。言葉に出来ない感情なんていっぱいありますから^^
  • ゆうけんさん

    ひぇっ! 歴史は好きな地域だけしか勉強しないので、私はただのオタクです(´ε`;) 

    ミニスカートといえば、当時ではミニスカート的なものを着用できたのはもっぱら男性で、女性はロングスカート一択だったんですよね。女性ファッションのほうが選択の幅が広い現代とはちがいますね。脚線美が男性のものだったというw

    男性は、地面に届くくらいの長さの裾がだんだん短くなり、ルネサンス初期の若者の服装は○○○(自主規制)が見えるくらい極端に短いんですけど、また長くなったりするので、流行が繰り返すというのはあったと思います。それにしても最小の物質と膨張宇宙とは面白い例えが出ましたね! さすがです。

    ジョゼのセカンドネームが連続殺人犯からとられているとは想像もしませんでした! キャラクターの名前はこだわりが反映されるところですから、由来を聞くのはすごく楽しいです。シチリア島〜の登場人物の場合は、ほとんど字数の少なさと覚えてもらいやすさを基準にして選んでしまったのですが…その他の裏話を思い出したら書きますね(^ ^)
  • KHさんへ

    いえいえ、何をおっしゃいますか! オタクって別名「専門家」ですよ^^

    これといった特技がない私にとって憧れの言葉です!
    なにをやっても趣味の領域を闊歩している私にとってKHさんの作品は魅力的です。

    今もスカートの歴史を読んでいて楽しいです。しかも西洋の!
    旧約聖書「サムエル記」のペリシテ人、ゴリアテが思い出しましたw
    幼い頃挿絵でみた感想は「そんな格好で戦ったらお尻みえちゃうよ!」と思っていましたw(今もそうです)

    スーパーマンとか西洋文化の強い人イメージってなんで、あんな格好なんだろうと思っていました。たくましい足を見せる文化があったのですね。それに比べ、隠す文化の日本はなんて稀なんでしょう。
    スコットランドやウェールズ、アイルランドなど(あえてイギリスと言わない)の民族衣装もスカートですものね。 絵画でも西洋ルネサンス
    美術は筋肉美を強調しているように思いましたが、男性の美脚は西洋文化にとって重要だったのでしょう。
    野球よりヨーロッパでサッカーが盛んな理由が少しわかりましたw
    私も男性の筋肉質な足好きですもの! 特にふとももw

    あ、すいません。また舞い上がっていました。

    登場人物の名前。文字の少なさや覚えやすさって大切だと思います。私は出来るだけ使われている名前を選んでいます。特に漢字です。カタカナな名前は声に出した時に癖になりそうな名前ですね。

    嗚呼、覚書を読むのが楽しみです!
    近日中にはお邪魔させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします!
  • ゆうけんさん

    露出度高めのゴリアテ、気になりますww ダヴィデはどんな格好だったのでしょうか。

    ははは! スーパーマンで笑ってしまいました。これからはルネサンス時代の男性の脚部がスーパーヒーロー系の全身タイツにしか見えなくなりそうです(笑)
    16~17世紀の流行だと足どころかち○こ(またも自主規制)も強調していますが、男性性の誇示と関係があるのかもしれません。ミケランジェロの筋肉へのこだわりとか凄いですよね・・・・・・

    サッカー選手の体、好きです。ユニフォームが体にぴったり張りつく感じの布地なのがまたいいですよね。あ、フェチを告白する場になってしまいました。

    覚書は長編ですが、シチリア島ほど暗くないので、気軽に読んでいただけたら幸いです(*^_^*) 更新は遅めですm(_ _)m
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する