太平洋船団は、ついに“観測者”と再接触。
蓮だけに届く声――
『なぜ撃った? またか』
この“また”が意味するものとは?
そして失踪したレイナの残した第2メッセージには、
人類が“すでに一度”禁忌を犯したという記録が……。
さらに明らかになるアルカディア計画の真の目的。
それは、新天地開拓ではなく――
“観測者との協定の履行”。
孤立する太平洋船団、迫る追放案。
星海の奥から視線を向ける“彼ら”は、
敵なのか、それとも――失望した旧友なのか。
蓮の決断が、船団の未来を左右する。
#宇宙艦紀アルカディア #SF #宇宙船団 #第一次接触 #観測者 #謎の存在 #ハードSF #オリジナル小説