アワイン

６月に再会があった。
道雪。かつての血縁の狸。そんな彼が寺尾茂吉と高島澄のもとにやってきた。なんでも狸について教えに来てくれたのだ。これを機に陰陽師側についた狸たちが動き出す。
茂吉達も動いていくが、彼らを見守る空はいつまでも晴れ晴れしている訳ではなかった。

４章始まり。

茂吉も澄がメインの話です。
この章は、他の章と雰囲気が違います。一幕の３章を知っている人はわかるやもしれません。前よりも重みがちょっと増したかもです。
それでは、無理のない範囲で見届けていただけると嬉しいです。