近況ノートは一年以上ぶりの更新となります、お久しぶりです。ねこです。ねこはいます。

ここしばらくカクヨムでの活動は休止しておりましたが、それには少しばかりの理由があります。というのは、6月から数ヶ月ほど、所用で入院しておりまして、その間はネット環境がなかったため、活動のしようが無かったわけです。
(厳密に言えば時間制限付きでネットの使用は許されておりましたが、某カードゲームアプリの大会があったため、そちらに注力。なお、結局プレイ時間が足りずに予選落ちでした。)

現在はめでたく白日の下に帰ってきましたが、現代社会の数ヶ月(ネット無し)というのは、ネットが生まれる前の時代の100年に匹敵します。カクヨムにおいても、知らない作品がいくつも増え、知らない大会がいくつも開かれました。何もかもが新しく、さながら冷蔵庫を初めて目にする原始人のよう。(関係ありませんが、あの漫画面白いですよね。アニメ化おめでとうございます)

退院直後は、カクもヨムもリハビリせねばーと冗談めかして笑っていましたが、実際のところ、今もリハビリは終わっていません。

なにしろ、普通に生活するだけで一苦労です。黙ってベッドで寝ていれば定時に栄養バランスの整ったご飯を出してくれる入院生活とは違うのです。生きることがこれほど難しいとは、思いもよらぬ発見でした。

最近のことはよくわからないけれど、カクヨムコンはたぶん年末にあるだろう。そう思って準備を進めてまいりました。キャラクターのイメージ画像をカスタムしてキャストして画像を公開したりもしました。

が! ブランクというのは恐ろしいもので、今日の今日まで一つ完全に忘れていることがありました。

コンテストを勝ち抜くための試行錯誤。即ち、傾向と対策の話です。

グリムノーツコンテストの頃からずっと、一人でも多くの読者に恵まれるために何をすればよいか、どうすれば努力が結果に結びつくのかと、無い知恵を絞って策を講じてきました。素人がぽんと作品を投げて、それが賞を取るなんてことは……ありますが、少なくとも僕には難しいと考えています。とりあえず今は。

傾向と対策に関してですが、先述の某カードゲームアプリを通じて一つ学んだことがあります。

インターネット社会において、力とはすなわち規模。人は人が多いところに集まるものです。

渋谷のハロウィン然り。カクヨムもそうです、星が多ければ多いほど読まれやすい。人が多い小説サイトに行きたがるのも自然の摂理、人間の性というものです。

コンテンツの質はとても重要です。ですが、とても質の良かった某カードゲームアプリは12月にサービスが終了してしまいます。一年足らず。とても残念です。

美味しい料理を出すお店には、また行こうという気になります。が、それはあくまでお店に入って料理を口にした人の話であり、そもそもお客が入らなければ、どんなに美味しいお店でもいずれ潰れてしまいます。

個人で経営するお洒落なお店より、全国展開のチェーン店の方が気軽に入れます。「あの期間限定メニューくそマズイぞ。いつものにしとけ」と、誰かとの会話で盛り上がれます。爆死をネタにしたり2枚抜きでマウントを取ったりできます。

誰かと話すきっかけになる、それはコンテンツそのものとは関係のないところにある、しかし立派な価値のひとつです。

閑話休題。

つまるところどういう話がしたいのかというと、「来てくださったお客様をもてなす」だけでなく、「一見さんが気軽に入れる環境づくり」も重要だということです。要はプロモーションです。


入院した病院でうっかり口を滑らせて身バレしたため、慌てて過去作品を一部非公開にしました。見てるか師匠。あんたのことだぞ。

その中には、まだ書きかけ、更新途中のシリーズもありました。『閑古鳥』とか『朝霧美晴』とか。

突然非公開にしたのは、前述のブランクもあり、しばらく更新できなくなることが明白だったのが大きな理由の一つですが、もう一つ。

「カク」側の人ならお分かりいただけると思うのですが、アイデアというものは無尽蔵に湧いてくるものです。しょうもないネタや一発モノなど使い物にならないことも多いですが、そういうものを押し止めながら一つの作品を書いていると、だんだん次のアイデアを形にしたくなるのです。

数ヶ月もブランクが開くと、それ以前に書いていたものより、入院中にあれこれと花開いたアイデアを実らせたくなってくるのです。残念なことに人間というものは脳が1つに手が2つと決まっているので、どうしても取捨選択が必要になってしまいます。

作品の更新が滞ると続きを待ってくださっている読者の方々に申し訳なくなるのですが、更新期間が半年以上開いてしまうと、みんなもう覚えてないだろうなあという諦めと、なら切り替えて新しいもの作るかという言い訳じみた前向きさのほうが強くなってしまいます。

カクヨムコン向けに書いていた『新作』も、非公開にしたものとは別の、全く新しいものでした。

が!

およそ半年、なんの作品も公開せず、やたらと長文で呟いたり、突然言語野がロンパで埋め尽くされたり、誰も望んでないデッキレシピを公開したりするアカウントの小説を誰がヨムというのでしょう。個人的に付き合いがある方を除けば限りなくゼロに近いのではないでしょうか。

ということで。

カクヨムコン向けに書いていた新作ですが、もうしばらく延期します。楽しみにして下さっていた方々、申し訳ございません。

ですが今のまま公開しても、作品やその中の彼らが浮かばれないのです。リハビリが間に合わず、集中力や執筆速度、構成力やその他諸々のステータスがかなり下がっています。今慌てて頑張ったところでいいものは作れません。進捗もまだ20000字ほどです。それもほぼ会話のみです。


で。

コンテストに参加しないならどうするの、と考えた時に、今やるべきことは、「来てくださったお客様をもてなす」より、「一見さんが気軽に入れる環境づくり」の方だなあと思うわけです。(もちろんもてなす方もリハビリを並行しています。作品の質はとても大事なことなので。)

人が多いところに人が集まるわけですが、無名の作家が人を集める方法というものは限られています。バズるとか。

実は非公開にした作品の中に、一部でちょっとだけ話題を集めたものがあります。めちゃんこたくさんの人が読みに来てくださったのに星が2つしかないのは、カクヨム未登録の方が圧倒的に多かったからです。(決して面白くなかったわけじゃないからな決してな。)

というわけで。


彼氏がアスペルガーで何が悪いんですか?


略して彼アス、近日更新再開します! いえーい! ぱちぱちー!

いずれBOOK☆WALKER様で出版できたらいいなあ。その前にどこかの出版社さんからお声掛けがあればなおいいなあ。

そんなわけで、ねこでした。