初めに。
 拙作「サラの日記と魔王の娘」をお読み頂いた皆様、ありがとうございました。
最新話、「亡霊は魔王の娘に最後の晩餐を振る舞う」が日常編の最終話です。
 勇者死す。というゲームの二次創作ということで、ここからゲーム本編の流れを汲んだお話が始まります。が、様々な都合でしばらく更新はお休みさせて頂きます。続きを待って下さる方には申し訳ないのですが、必ず完結させますのでお待ちくださいませ。

 ここで終わり、でも、それはそれでキリはいいのですがね。

 というか、ぶっちゃけ、わりと迷っている状態です。

 むしろここでスッキリ終わりらせた方がいいのではないかと。
 ここから先はゲームで確かめてくれ!の方が良いのではないかと。


 ということで、近況ノートで簡単に補足することにしました。



【そもそも、何故この二次創作を書き始めたのか?】


 勇者死す。の主人公は、勇者です。

 「五日間という限られた時間をどう使うか?」

 が一つの醍醐味です。
 初見の一週目プレイでは、ほとんどのプレイヤーが何をしていいか分からず、右往左往してグダグダの展開に。ある程度仕様を把握した頃にはもう最終日。
 勇者の葬式にはごく僅かの人しか集まらず、国は数年後に廃れるという、あまりにも不甲斐ない結果に……

「では、特別に、もう一度だけチャンスを差し上げましょう」

 天使にそう告げられ、二回目の五日間、すなわち二週目のプレイが始まるのです。
 いわゆる「ループもの」に分類されます。

 RPGに見せかけて、「何度も繰り返すごとに『プレイヤーが』レベルアップする」という点において、ローグライクのような側面もある、一種のやり込みゲーとなっています。
 勇者はレベルアップしません。それどころか時間と共に弱体化します。ちなみに初期ステータスは全部カンストです。999です。MPだけは199だけど。
 勇者は徐々に衰え、伝説の武器は重くて持てなくなる。いずれ移動魔法も究極魔法も忘れてしまう。どう立ち回れば、限られた時間を最も有効に使えるのだろうか――。



 まあ、この二次創作においては、大事なのはそこじゃないです。

 勇者の視点で進むゲームなので、他のキャラクタ―に関しては見えない部分も多々あります。
 例えばサラの両親が亡くなっていることは、サラ本人からは何も言われません。モブの幼女から話を聞くことで判明する情報です。もちろんゲームの本筋とは一切関係ありません。ちなみに自殺です。……神様の冗談って笑えないのよ。
 ヒーラーとして勇者の仲間になるサラでさえ、不明瞭な部分が多いのです。となれば、敵キャラクターについてはもっと分からない部分が多くなります。

 分からないキャラクターの一人が、バルドスです。

 バルドスに関する情報は、ゲーム内にはほとんどありません。公式サイトにも、公式アートブック(税抜き2800円)にもほとんどありません。
 強いて言うならば、ゲーム内のセリフ。それも、先頭前と後のちょっとしたイベントだけです。
 セリフは一週目と二週目以降で変わります。ベラナベル(とついでにヨナ)が出るのは二週目以降だからね。

 その、全部合わせても二十秒に満たないほどのセリフが、この二次創作を書き始めたきっかけでした。
 いずれ書くかもしれません。待てない方は、ぜひゲームで。




 勇者死す。において。
 真エンドを迎えても救われないのは、きっとバルドスだけだと思います。
 ベラナベルや戦災孤児たちの未来が開けたことは、彼にとって何よりの手向けになるのかもしれませんが。




2017/3/24 追記

 リアルが忙しく、また他に書きたいものも多くあり、しかし時間は有限なので、サラの日記と魔王の娘、一度完結という形にさせて頂きます。
 もしかしたら、まだ続きを書くかもしれません。が、それは早くても半年か、それ以上後になってしまいますので。