今回は、シェインは銃に目がない―銃声が紡ぐ運命―の、裏話とか、メイキングとか、とにかくそういう話をします。恋愛小説コンテストの息抜きも兼ねて。
 本編のネタバレを含みますので、まだお読みでない方はここでブラウザバックしましょう。
 長くなるので、興味が無い方も、他の作品を読みに行っていただければ。『INT1005の僕とINT252のお姉さんの入院生活』とかどうです??(ダイマ)








OK?







【二作目を書き始めた理由】

 そもそも、僕はもう二つほどコンテスト作品を書いています。一つは規約違反の恐れがあったので自主的に削除しましたが。
 で、コレの前に書いてたのが、『アンソロジーの想区』です。(現在非公開)
 ちょうどゲームで「きらめく渚のミステリー」が配信された時に、「こういうのがありなら、既存キャラめっちゃ出して作品創ろう!」となったのが書き始めた理由です。アラジン、赤ずきん、マッド・ティー・クラブとか出てました。
 非公開の理由は一つです。単純に、クオリティが低かった。
 描写とか、いろいろ拙くて。まあ、今まで適当にしか創作をやってこなかった人間の、コンテスト一作目なんてたかが知れております。

 それに気づいたのは、最後まで書き終えた後、他の方のコンテスト作品を読んだ時でした。

「これじゃ勝てない。もっとしっかり、別の作品を書こう」

 そう思って書き始めたのが、アンソロジーの想区より以前に構想していた『狼少年』の物語です。

 なお、五話公開時点で36000字だったものが、修正に修正を重ねた結果、現在47000字まで膨れ上がっております。どれだけ描写薄かったんですか……



【狼少年】について

 まず最初に、原作としてコレを選んだのは、ひとえに「新キャラ一人まで」の制約の為です。主要人物が少年一人しかいない。まさにうってつけです。

 また、一話冒頭のアレは、「どうせ新キャラ一人しか出ないんだし、黒幕そいつだろってメタ推理が成り立つから、どうせなら最初から黒幕感出してみよう」という考えがありました。深読みする人は、逆に変な方向に推理してくれそうだなと。



【銃声】及び【タイトル】について

 狼少年はともかくとして、シェインの腰につけた銃の設定はどこかで使いたい、と思っていました。はしゃぐシェインを書くのは楽しそうですし。実際楽しかったです。

 構想段階では、この作品のタイトルは、「銃器の想区」とか、「武器庫の想区」とか、無骨なモノばかりでした。共通しているのは、「狼少年」を隠そうとする意図のみです。

 そして、他の方の作品のタイトルを見て、あと作品の毛色を見て、「そもそも見てもらえなければ意味がない」という考えに至りました。

 何せ既に九月に入っていましたので、ランキングから来る人はそうそう見込めない。じゃあ、目を引くタイトルにするしかない!よし!シェインの名前を大々的に使おう!!

「シェインは銃に目がない」というタイトルは、ここから生まれました。

 その後、思ったよりPV数が伸びないので、「中身は真面目なのにタイトルがコメディっぽすぎるから、サブタイトルつけよう!」となり、現在のタイトルになりました。


話ごとのタイトルは、まず「青空と銃声」というタイトルがかなり好きだったので、どうせなら銃声シリーズでまとめたいなと。
 その際、話のどこに銃声を入れるか?でちょっとだけ悩みました。一応全話に銃声が入っています。



【全体の流れ】について

 同時更新ではなかったので、話の最後を、続きが気になる引きになるように意識……できているでしょうかね。三話以外はそうでもない気もします。
 話が盛り上がるのは三話以降ですが、一話と二話も、だれないように、インパクトの強いシーンを創ることは意識しました。闇落ちエクス、コネクトに食いつくライ、誤ってジャンヌとコネクトするエクス。
 それでも一話や二話から五話に直接飛ばされてしまうのは、字数が多すぎるからでしょうかね……。



【エクス】について

 ご好評いただいている闇落ちエクス君ですが、実は、最初に頂いた埴輪様からのレビューを受けて、描写を修正しています。ネット小説のいいところは、途中で修正が効くことです。若干エクス君の台詞が多くなりました。

 他の方の作品からも、吸収できるものはどんどん吸収しています。おかげさまで、一作目よりはだいぶマシになったかな。



【嘘】について

書いている時に注意していたのは、一つだけ。「ライが嘘を吐かないこと」です。
 例えば二話。

「じゃあついてくるか?カオステラーがいるとは言い切れないが、無関係ではない……そういう場所、知ってるぜ」

 はい、嘘は吐いていません。


 また、三話のこの台詞。

「小さいのとは、ナイフの練習も兼ねて良く戦ってるんだがな。あれに自分から飛び込むのは馬鹿のやることだ」

「ナイフの練習も兼ねて良く戦っている」は、一話の戦闘前のシーンを指しています。
 本編で語っていない裏設定として、「ライは銃声にトラウマを持つので、銃ではなくナイフの練習をしている」というのがあります。
 カオステラーの力で自ら生み出したブギーヴィランとの模擬戦闘で、ナイフの鍛錬をしていたわけです。
 そこにエクスが来てしまったので、カオステラーであることを隠す為に、ブギーヴィラン達はあっけなく殲滅されることとなりました。



「そりゃ、なんとも悲惨な運命だな。お笑いだ」


「お笑い」という単語の意味は、
「人に笑われるような、ばかばかしい事件」
です。
「実際に笑ったかどうか」は、「お笑い」という単語とは関係ありません。


「俺はタオ。タオ・ファミリーの大将だ」
「大将?へえ、じゃああんたがエクスのリーダーってわけだ。そうは見えないがねぇ。エクスの方がよっぽど頼りがいがありそうだ」

 ライの目には、エクスの方がタオよりリーダーらしく見えています。嘘ではありません。基本的に、タオは活躍する時はするけど、それ以外はいつも不憫な役回りのキャラだと思っています。一応最年長の保護者キャラのはずなんですが……



【そのほかのこと】

 エクスがジャックとしかコネクトしたことがないのは、僕の趣味です。あんまり他のヒーローを使ってるイメージが湧かないのと、エクスはなんだかんだジャックが一番相性がいいと思うので。ちなみに、『迅速の腕輪』が出てくることから分かるように、(天空)の方です。
 タオはハインリヒ以外使えなさそうなイメージですが、三話でしれっとロビン・フッドも使ってます。

 三話ラスト→四話中盤までのライの台詞は、「最悪自分がカオステラーであることがバレても、その真の理由まで辿りつけさせないための誘導」です。エクスによって、ライにとっては思わぬ形で暴かれてしまいましたが。

 釣り竿を二本しか持っていなかったのは、ライの分と母親の分です。




 ざっと思いつくのはこの辺りでしょうか。
 その他、質問等あれば、コメント欄か、僕のツイッターまでどうぞ。ツイッターの方が反応は早いと思います。

 それでは最後に、ここまで読んでくださった皆様。
 長々とお付き合いいただき、どうもありがとうございました!