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服を捨てるタイミングについて

 服を捨てられない人間で、実際着ている服の種類的にはタンス一個で全然済むくらいなのに、余計な服を出し入れするもんだから衣替えを必要としてしまっている。なので、衣替え前には暑いのに長袖のシャツとか着る羽目になって、それで夏バテがより深まったりして健康に良くない。

 ということで今日はまず衣替えをしつくして、ほいでいらん服を捨てようと思った。んだけども。

 まずどこかしらが破滅している服は、そら繕えば切れるかもしれないが、これはまあ棄てても良いでしょう。結構良く見ると一部破けてたりほつれてたりするのを騙し騙し着てしまう癖があるが、ま、これはよろしくないので捨てる。ここまではオッケー。

 今着るとピッチピチのやつは?

 これ二説あると思う。

 1.服は基本的にジャストサイズのものにして、あとは断捨離してスッキリしていこう。1年とか着てないやつは捨てていこう
 2.そうやってジャストサイズを更新していくと油断してガンガン太るから、ちょっと小さめのも残しといて目標とかデブり(誰がデブリだ)のパラメータにしよう

 どっちも分かる。で基本貧乏性なので、2を選んでしまいがちなんだけども、しかしなあ。これ逆の立場、つまり、痩せた結果サイズが合わなくなったでっかい服だったら躊躇なく、なんだったら胸張って捨てれると思うんだけど、以前は入ってたのに今はいらない服を捨てる、っていうのは、わずかばかりはある俺のプライドを併せて捨ててるみたいで、なんかこう、ちょっとねえ。悲しみっていうかさあ……。

 なので今回は残し。

 ですげー迷ったのが、「ちょっと汚い服」。

 何がプライドだ。「ちょっと汚い服」ってなんだよ。そんなもんは秒で捨てろっこのアホがっ、って、俺も他人事だったらそう言えるんだけど、自分事だとねえ。なんとかならんかと思ってしまう。ユニクロとかだったらね、全然いいんだけど、ちょっとまともなシャツとかで、胸ポケットのところになんかボールペンのインクついちゃってるとか、なんかたぶん飯零した染みがついている(まともな社会人の言動とは思えないが、真実である)(すげーヤバいヤツって感じしますよね。違うんですよ。ちょっとだらしないだけの、まっとうな人間なんですよ)やつとか、衣服としての機能は不足ないんですよ。今衣服の機能に「寒暖を防ぐ」「露出を妨げる」くらいしか求めてないことがばれましたけど(もしも他人に好印象を与える、という機能を想定している場合、めちゃめちゃな不足があるため)。

 でもねー。心を鬼にして捨てましたよね。わりときれい目のやつだけ残しとくことにして。
 それもただゴミ箱にポイはあれなんで、ちょっと切って部屋の拭き掃除に使って、もーこれはどうしようもない、ダメ! という段階までにして、ようやく。

 それでもまだなんか細いのが結構あるんですよね。段ボールにあまり着ないやつを移し替えて、で1年経過したら捨てるとか、そういうのをやった方がいいのかなあと思いつつ、まあ特に何もしていないんですけどね。おしゃれ道って厳しいですね。たぶん全然おしゃれ道の「お」の字にもかからないところで悩んでるっていうか苦悩してますけど。

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