• 現代ドラマ
  • ラブコメ

小説「ジッポ」投稿

小説「ジッポ」を投稿しました。

筆者がジッポを買ったときの体験(というほど深い内容でもないですが)をほとんどそのまま書いたものです。
これを小説と呼んで良いものかはちょっとわかりかねますが、「私小説」というものに近いはずなので多分大丈夫でしょう。

「しばらくしたら絶対使わなくなるだろうな」というものを無性に買いたくなる時ってありませんか、少なくとも私にはあります。今回のジッポもまさにそうで、今は中のオイルが揮発してテーブルの置物と化しています。考えてみればそれも当たり前で、今日、小規模な火を使う機会なんてたばこくらいですから。たばこでさえも今じゃ加熱式が主流でしょうから、大多数の人にとってはゼロといっても過言ではなさそう。そして私もその大多数だったってことです。

それでも買ってしまうのは、「今を逃したら、私は一生ジッポを使わないかもしれない」という、得体のしれない強迫観念が働くからだと思っています。別にジッポを一生使わなくても困りはしないんですが、なんというか、その存在を知っているのに、使ったことがないまま終わるのはもったいない気がするんですよね。「もしかしたら、使ってみたらすごくいいものかもしれない。そうでなくとも、実用性以上の魅力を見出すことができるかもしれない。」そう思ってしまうと、あとはご想像の通り、買わざるを得ないわけです。

ちなみに、最近は太宰治の「斜陽」に影響されて、聖書を買いました。新共同訳続編付きのものがブック〇フさんで3000円くらいでした。十中八九、来週あたりには存在も忘れているでしょう。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する