明日30日で「ギスギスした毎日に疲れ果てた勇者、週末は異世界「ニッポン」でまったり飲んだくれるのだけが楽しみです ～たまの休日くらい、独りで羽根を伸ばさせろ！～」とりあえず第１部の完結とさせていただきます。
「聖女様」の裏でストレス解消に書いていた話でしたが、意外にもこちらの方が当たった感じ…だいたい２～３週間で半年連載した「聖女様」を成績上追い越してしまいました。
コメントの多さも際立った感じがします。
書いた自分がなぜウケたのか分からなかったのですが、頂いた感想やエゴサを見ると、アルフレッドにサラリーマンの悲哀を重ねられる方が多いようです。
言われてみればそうかもしれない……。童謡だったはずの「泳げたいやきくん」が「社畜の悲哀を歌っている」と言われてヒットを飛ばしたような話だな……と古い人間なもので連想してしまいました。
出てきたお店はモデルが有る所も無い所もあります。食レポについては、自分の実体験も友人から聞いた話もあります。
ちなみにバーガーショップの大量注文、元ネタは友人に聞いた話で、実際は「もっとひどい」話でした。
公園のみぞれ酒は私が奈良に行った時の話を元にしていますが、どこかの蔵元が出した凍結酒をアレンジしたもので、本来は既製品です。
これは京都へ帰る電車の中で涼を求めて飲んだのですが、当時の車両が旧式で揺れまくり、相当に酔いが回った覚えが……。
本文の後書きにも書きましたように、ネタとしてはまだ書ける分はあります。
ただ題材的に似たような話の繰り返しになりますので、だんだんマンネリ化してしまいます。これ系で日刊連載していくのは１か月が限度かな、とも思います。
明日の30話は正直賛否両論出るかもしれませんが、とりあえず一旦片を付ける前に裏側を全部出しておきたいという思いがありました。
あまり深く設定を作らないで「アルフレッドが飲んだくれていればいい」と言う考えで書いていた話ですので、「え～!?」とか思っても流していただければと思います。
基本はダメ人間が暴飲暴食しているだけの話ですので。
今書いたモノがないので、ちょっと間が空くかもしれませんが……次回作もまた読んでいただければと思います。