• に登録
  • ホラー
  • エッセイ・ノンフィクション

質問箱

僕や作品について気になること・言いたいことがあったら雑多に置いてくだされば返信します。

17件のコメント

  • 不快では無いですよ、大丈夫です。^^

    まず、拙作の鬼というのは、暴走しているその人の感情の部分なので、理性が効きません。というか理性そのものが無いです。
    それを踏まえた上で。

    そんなに不幸なら人に迷惑をかけないうちに自殺すればいい、とのことだと思うのですが……。
    時代設定が江戸なので、女の人は理不尽な仕打ちにも耐えることが常識でした。周りのみんなが当たり前に我慢しているから、自殺にまで思い至らなかったと推測されます。

    ただ、押し込められた感情はなかったことにはなりません。
    そして、拙作の鬼はそんな感情が物に宿って鬼(幽霊)になります。
    鬼は咲さん本人ではないんです。
    咲さんが生前抱いていた強い感情が残り香となって鬼になっているんです。
  • それと、正当化してはいませんよ。

    悪いものは悪いです。
    だから幸次も咲さんも地獄へ行きます。
    100人のうち99人が彼らに死刑を言い渡したとします。
    それでも彼らの人生のすべてが悪かったわけではありません。
    善悪の両方の面を考慮した上で、せめて最期の瞬間が苦しくないように祈る子なんです。
  • まず、拙作の鬼は自然にポッと現れるわけではありません。
    ここからは少しネタバレになってしまいますが……。

    すべての元凶は無爪です。
    無爪は人を操ることができます。人を操る時に”小説ないしは脚本”を書くのが彼のやり方です。人生を創って、その手中で苦しむ人々を見て面白がるんです。
    咲さんも幸次も無爪の書いている筋書き通りに操られています。
    穴を掘る麒麟という題名も1−2で著作のタイトルとしてある通り、無爪の小説の一つです。誰かの人生の脚本です。
    鬼になるのも、鬼になって人を殺すのも、本人の意思ではなく無爪の意思です。
    無爪と出会わなければ鬼になることも人を殺すこともありません。
    これ以上は物凄くネタバレになってしまうので、勘弁してください……。

    僕の小説がきっかけでもし不快な気分になってしまわれたなら申し訳ないです。
  • それと、小説とは関係のない僕の持論ですけれども……。

    人生には正解も不正解も最適解もありません。
    自分が納得して選んだ道だけが、その人の正解になると思っています。
  • 正解の人生=自分が幸せを感じる人生という解釈です。

    僕の小説や持論が冴條様のご気分を害したのなら、申し訳ないです。
    ご無理は言いませんので、お肌に合わない場合は離脱されてください。
  • 冴條様が正しい道を歩めるよう応援しております。
  • 冴條様が気分を害されてなかったようで良かったです。
    無爪は諸事情ありまして幸せを感じることはできません。

    僕の持論については、他の場所で語ったことがあります。
    引用しますね。
    「この世には魂の物語があって、一人一人が一生をかけて様々な体験をし、最終的には善悪を超えた慈悲の存在になると言う考え方が僕には浸透しています。ですから、その時は無為に思えても、長いスパンで見れば無為なことなんてないんです。人の為に奉仕することも、人の為を思ってやったのに失敗したことも、全部必要な経験なんです。
    押し付けでいいんです。自分も相手もそれを体験する為に生まれてきたのですから」


    咲さんのモデルになった人が言っていました。

    持論を押し付けてくる親や夫の言うことを大人しく聞くことがたとえ間違っていたとしても従って生きていくのが女性として正しい道だと信じて生きてきた、そうして自分が正しいと信じた道をとことん厳格に守って生きてきた末、病気になり、自分がそれまで苦痛を感じていたことにさえ気づかなかったことに愕然としたそうです。
    もうこれ以上は嫌だ、人に翻弄される人生は嫌だ、と、やっと自分の本当の望みに気づき、それからはどれだけ楽に、苦痛を感じず、喜びを感じて生きていけるかに一生懸命でした。

    人は自分が信じた道をとことん極めた末に、それを苦痛に感じるか喜びとして感じるかで、自分にとっての正解か不正解かわかるのだと思っています。
  • 冴條様は愛情深い方で、愛のない行為に対して人一倍、嫌悪感や悲しみを感じるのではと思われます。

    自分が認められない忌み嫌う者でさえも、そのままの存在を受け入れる・認める、決して自分の中に取り入れるというわけではなく、ありのままを受け入れる、それが慈悲ではないかと僕は思います。

    そして、主人公の奥山くんは慈悲の心をわかっている子です。
    どこまで描き切れるかわかりませんが、書いてみたいと思います。
    人の感情に共感できない悪魔のような無爪が本当に求めていたものを、最後に奥山くんは満たそうとします。

    最後まで読んだ時に、読者様に今までの概念を超えた何かが残るといいなと思っています。
  • リズ・ブルボーの「5つの傷」という本はご存知でしょうか?
    僕が執筆をするにあたって参考にしている唯一の本です。
    もしご興味がありましたら、見てみてください!^^
  • あと僕Twitterやってるんですけど、そっちで時々、裏話を呟きます。
    「穴を掘る麒麟」には仏教とかも混ぜてるので、深い話がお好きなら是非。
  • 冴條様の幸せを祈っております。
  • 度々、申し訳ありません。

    小説の教科書についてですが、あくまでも基本ルールという記述があったほうが、勘違いされる人もいないかと。他のかたのコメントを拝見してみて「!」のところに追加で書きましたが、私個人はルールを守ろうが破ろうが気にしませんけど……基本ルールがあるのに、どちらでもよいは流石に。

    本人は大した言葉ではないと思われているような気がしますが、私のように、文章を生業としようとしている人達には、屈辱的な一言だと思いますので。

    作家の中には「!」「?」など日本語にない言葉を絶対に使わない人もいます。
    読むほうは、どちらでもよくても、書く人にはルールを知りながらも破ることはあります。それはその人の表現であり、決して軽視すべきではありません。
    そのような作家の表現を一纏めにして、どちらでもよい、などと書かれるのだからあまりに屈辱的なことです。

    私の意見が的外れだと思うのなら、消してください。
  • 書いているとこういう基本ルールや暗黙のルールに出くわすので、もしかするとあの方は読み専なのかもしれませんね。

    記載しておきます。ありがとうございます。
  • すみません、こちらへ返信しますね。
    コメントはもちろん、前提としてルールで決められている……ですが、例外はない、という記述がすこし気になったもので。

    わたしのように、突っ込む人もいるかと。

    実際のとこ、ほとんど例はないですけど、一応知識として、そういう作品もあるよーということで(汗)
  • そうですね。
    少し強く書きすぎたかもしれません。

    修正しておきます。
    ご意見ありがとうございました。
  • 課題、楽しいので、またチャレンジさせて頂きます。冒頭が出来ているので、8割方出来ている気分で、気楽に手を出したら、冷や汗がでます。またお邪魔します。
  • おやおや、楽しんでいただけているなら嬉しいです〜。^^
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する