野次馬だと”文体”が定まらなくて難しい。
だいたい、こういうマナー本系は、職業がそれっぽい筆者じゃないと読まれない。
何の取り柄もなさそうな男が書いたところで、説得力がない。
コンセプトの失敗だ。
最初は大和撫子の女性探しから出発しているから、それでいい、と思ったんだけど、男性より女性読者が多い。
口調がやっぱり、”最近の女は!”というふうになると、読んでて全く楽しくないため、敬遠されてしまう。
(だいたい自分も書いていて全く楽しくない。秘密の庭とはえらい違い。)
厳しいが、つい本音が出てしまう。ユーモアを交えようにも、呆れ返っているために、冗談も出て来やしねえ。
日本が欧米化されると、すごいことになる。なんというか、子供がどうなるんだろう。欧米の子は、すっかり大人みたいだから平気だけれど、日本人のひ弱な子供には、とても耐えられないような悲惨な状況になるだろう。