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「私小説」風と言えるのか。

 「今日もムクドリがやって来る」は、はっきり言って思い付きで書きました。
 とは言え、6、7割方は事実で、私が経験したものを脚色しています。

 さて、本当に唐突なのですが、「私小説」とはなんぞや? と書き終わってから疑問に思ってしまいました。
 いや、基本は知っているつもりです(テキトーですが)。作者自身の体験、経験をもとに記された、苦悩、というか悩み苦しみ、うーん、人生とは何ぞや、などを考える「自分語り」的なもの、という乱暴な理解です。

 文豪で私小説と言うと、私の好きな漱石先生の「こゝろ」でしょうか。しかし、人称は違えども自分の体験をもとにした「二百十日」は私小説ではないとされています。

 偉い人の決めるカテゴリーって、よくわからんのです。Wiki読んでも良くわからんかったです。
 わからなくても、それっぽいものは、そう呼んでも良いのでしょうか? 特に、今の時代の「趣味の世界」ならば。

 「今日もムクドリがやって来る」
 --「自称」私小説「風」に書きました。

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