昨日は、いろいろと思い浮かぶ案のうち、
>心の底から「これぞ」と思えるものはおよそ半分になる。
>没にしたアイディアが何作かあるにしても、数年後に急浮上することもあるのだ。
などと書いたが、「数年後」どころか数時間後に「やっぱりアレはこういう風に書けば良いのでは?」と再検討が進むこともある。
昨夜はドキュメンタリー映画「私はあなたのニグロではない」を観ているうちに「日本人もそのうち国際的に差別されるのでは?」と考えるようになり、そういう視点からあるアイディアを見直すうちに結末までの筋道ができた。
そうなると派生して、「途中でこういう風になるはず」とか、「あの小説のアレに似ているな」とか、あれこれと枝葉が伸びてくる。
その一方で、動物に関するあるアイディアは8年も前からずっと考えているが、さっぱり進まない。場面とか、主人公とか、こういうやり取りがあるんだとか、断片的なイメージすら浮かばないが、アイディアの核の部分は、妙に自分を惹きつけるものがある。
それが何なのか、どう表現すれば良いのか、そもそも大したことのない案なのか、それとも大きな鉱脈なのか、ずっと判断しかねている。