「問題集」はこれから少しずつ更新するとして、「15の掌編集」はもう予約投稿を済ませたので、少し精神的にゆとりができたらしく、脳みその空いたスペースに急に湧いてきたような感じで、これまで保留にしていた話の形が整った。
これはある変わった人物をめぐる話で、これといった筋はない。ただその人の日常や考えや行動を書くだけの、文章による肖像画のようなものである。
前々からタイトルは思いついていたものの、何をどう書いていいのか見当がつかなかった。今日たまたまサティの本を読んだり、自分を律することについて書いた本の感想を書いたりしていたので、その影響もあるかもしれない。