企画内容

　こんにちは。

　カクヨムコン６に初参加させていただいてます。嶌田あきです。
　今更ですが、ジャンルや部門の選択って難しくないですか？

　私は当初『恋愛』ジャンルにしていた作品を『SF』にジャンル替えした上で、読者の方の勧めもあり『キャラクター文芸』部門に応募しました。リンク先を見てもらうと分かりますが、内容は近未来SF×青春・恋愛なものなので、応募前はめっちゃ悩みました。『恋愛』部門に出そうか、はたまた『どんでん返し』か……。

　しかも応募部門を途中で変更するとランキングスコアがリセットされるという血も涙もない仕様。これじゃ、おいそれと途中で部門変更できませんよね（この仕組み、意図は理解できますが、全く駄目だと思います……）。

　相変わらず週間ランキング上位は多様性が低い。いま私の応募しているキャラ文芸部門だと、歴史タイムスリップものとVtuber関係が多く並んでますね。とても興味深い傾向です。でも、このまま書籍化まで走っていざカクヨムの外に出してみたら大コケ、ってことも充分あると思うのですが、そしたらどうなるんですかね？　多様性が低いと、当然待ち受けてるのは大量絶滅ですよね……。

　期待のどんでん返し部門は、そもそも部門の定義があいまいで、運営側の「どんな本が売れるのか分からない」感がにじみ出ています。ここホント、作者の方がこれから作っていく部門という感じで、作品は多様、見てて飽きないです。SF、推理、ミステリーが主軸かな。参考作品が提示されましたが、キャラ文芸との違いは微妙です。

　どの部門でも新作は最初の週に下駄を履かせてもらえるらしく、ランキング上位でときどき「わ！　これは！」と思うのに出くわしますが、それ以外はあんまり撹拌されずドロドロと粘性の高い液体みたい。

「このままじゃカクヨムは窒息死する！」

なんて危機感を感じました。もちろん、嶌田も絶賛フォロー＆応援中の作品も沢山並んでて、ランキングで見かけるたびに「おお、東京に行っても頑張ってるナ」なんて田舎の母親みたいにほっこりしていますが（個人の感想です）。

　そんなわけで、嶌田が愛してやまないテンプレ・定番設定 “以外の” 作品にもっと光を当てるべく、この自主企画をたてました。新部門・新ジャンルの創設に意欲的な作品をお持ちの作者様、ぜひエントリしてください。

　この企画は基本的には「嶌田が知りたい・読みたい」というのと「もしよければ読み専さんどうぞ」というお節介心なので、参加者の方に読み合いは強制しません。当然ながら参加いただいても、嶌田は全部は読めません。ですが、たぶん１話目を見た感想とか、フォローしてちびちび読みに行くくらいはできると思います。心はいつでも「面白ければ全部読んでレビューコメント」なのですが、なかなか身体がついていきません。
　
　ここに一期一会であつまったのも何かの縁。カクヨムコンはお祭りとしての意味もあると思うので、少し長期的な視点でカクヨムの明日を考えるいい機会かもしれません。今年も楽しいカクヨムライフを送りましょう。

【参加条件】
（１）カクヨムコン６参加作品・長編（部門、連載中／完結、セルフレイティングは問いません）
（２）以下の設定・プロット《以外》でお願いします。相変わらずわがままでスミマセン。
（３）「これは面白い！」と自信のある作品（単に定番以外というだけで、面白くないのは困りますからね）

・転生。転生元・転生先、転生方法の如何によらず（このフィルター重要です）
・ざまぁ、チート、TUEEE、ハーレム、MMORPG、悪役令嬢（これも、もう二匹目のドジョウは居ないと思うので）
・幼馴染のラブコメ。展開のないイチャラブ。無駄に脱ぐ・触る（恋愛・ラブコメ小説は好きなんですけどね）
・主人公が陰キャ、ぼっち、ニート、とかスクールカーストどうのこうの系（感情移入の方法、他にもあるはず）

※ 小説の体をなしてないもの（台詞ばかりでト書きの台本みたいなの）はご遠慮下さい。
※ 転生ではなく最初から異世界にいて、その世界で閉じているファンタジーはもちろんOKです。
※ SF設定のタイムリープはウェルカムですが、転生手段としてのタイムリープはNGです。

　最後に、嶌田が部門に悩んでいたというカクヨムコン６応募作品を紹介しておきますね。
　感想などいただけると、私はその日はニヤニヤして使い物にならなくなると思います。けど、翌日にはモチベーション全開であなたの作品を読みに行くかもしれません。

『月夜の理科部』　https://kakuyomu.jp/works/1177354054934857570
高校生５人組で月を目指す近未来SF×青春・恋愛ストーリーです。部活ものは青春小説では一般的には定番ですね。スポーツ、音楽、最近だと、将棋、囲碁、競技かるたとか、マンガや映画も沢山ありますね。でも、カクヨムだと意外と希少な気がします。１月中に完結しますので、ご興味ありましたらどうぞ♬

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「【カクヨムに明日を】新ジャンル・新部門をいっしょに考えませんか？」を選択してください。

運営より

• 同じイベントに参加している人からの作品への評価はランキングに反映されません
• イベントは、主催者または運営によって削除される可能性があります
• イベントへの参加・解除は開催中のみ可能です