どうも初めまして、山咋カワズと申します。
唐突ですが、皆様は『心中物』と呼ばれるジャンルの創作物をご覧になったことはございますか?
男と女の恋情が燃えたぎった後に生まれる美しき物語。
時代と社会のタブーに阻まれた恋人たちの行く末。
それらの物語は悲劇かもしれません。ですがそこには、より自分らしい生を送るために死という選択肢を導き出した、人々の誇り高く美しい精神が表れているとも言えないでしょうか。
さて、上述したのは私個人の『心中』という行為に対する考えです。
私がこのような考えを抱いているのと同様に、皆様には皆様なりの『死』という概念や、それに類する行為に対するお考えがあることと思います。
では、我々はなぜ死について考えるのでしょう?
それは誰もにやがて訪れる死を恐れるが故に、生と表裏一体のその概念に、ある種の美しさすらも見出してしまうからではないでしょうか?
そこで今回の企画においては、『死』という概念の『美しさ』を主題とした作品を募集させていただきたいと思います!
作品の形式、長さ等は完全に自由です。
また、実際の死を描いた作品である必要もございません。
生物・無生物・概念・比喩・類推などなど……。
SF・純文学・ラブコメ・ギャグ・ホラー・詩・詞・俳句なんでもありです。
既存の形に囚われても、囚われなくてもよし。あなたが最も美しいと考える『死』を描いた作品を、どうぞこの企画にご応募ください!
注意すべき点といたしましては、あくまでもこの企画は『死の美しさ』を主題とした作品を募集しております。
そのため死の悲しみや苦痛を描くこと「だけ」を目的とした作品や、転生物のように死が作品を形成する一部の要素でしかない作品は本企画の募集対象外となります。
またご応募頂いた作品に関しまして、企画者が全て目を通すといったことは保証できません。ですが、拝見させていただいた作品に関しましては、応援や評価などの形式で必ず何らかの痕跡を残させていただきます。
せっかくの機会ですので、どうぞご参加された皆様も、他の参加者の方の作品をご覧になっていただければ企画者冥利に尽きます。もちろん、応援や評価、感想については各々のご自由に。
ちなみに私も『井蛙世間綺語集』という心中を題材にした作品集を投稿しておりますので、よろしければご覧になっていただければ感謝感激ガエルでございます。よしなに!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887470044
以上、ひっっっじょうにマニアックな企画ですが、お気軽にご参加いただければ幸いです。よろしくお願いいたします!
※※※※※※※※※注意※※※※※※※※※
本企画は自殺行為等を推奨する意図は一切ございません。あくまでも芸術作品における『死』という概念について取り上げるものです。
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「『死の美学』に夢を見る会 ※企画内容にご注意ください」を選択してください。
このイベントの参加受付は終了しました。ありがとうございました。
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