「軌道エレベーター」を含む小説

【あらすじ】 大気圏流氷に暮らすナギサペンギンのペンタロウはある日、地上から宇宙へ伸びる塔を見つける。塔は量子糸で編まれていて、南下する流氷がぶつかれば、本質的に量子的なペンギン…

幼いころに別れを告げられなかった友人に世界大会の表彰台から呼びかけるために、三津崎青羽は世界最速のロボットスポーツ、バトルダンスで有名になると誓った。それだけが二人を繋ぐ絆だった…

――２０４５年、東京、歌舞伎町 　ニュースでは軌道エレベーターの完成が目前であったり、万能ワクチンＡＬＰＨＡが誕生していたりと景気の良い話ばかりが流れていたが、人々は未だにスマホ…

リゾート型惑星【ロロギア】にある軌道エレベーターでトラブルが発生した。

そいつは出会った頃から変なやつだった。 でも、優しくて物知りで色々なことを教えてくれた。 そんな、インターネットで知り合った友達の話。

――絶対に読まないで。 九十九龍城への移住希望者を案内する会社から見つかったメモ。裏側にはそんな走り書きが残されていた。 20240306 タイトル&タグ&キャッチコピー変更

二一〇〇年、全六箇所の軌道エレベーターをつなぐ「アース・リング」が赤道上空に建設された。 それから三〇年後、コンビニエンスストアチェーン「ほっとスペース」は、アース・リングへの…

　物理博士にしてエンジニアである朝霧 澪は、軌道エレベーターにある日本宇宙研究開発機構、アースポートセンターに勤務する研究者として、アルファケンタウリに向けて旅立つ人類初の有人恒…

長距離旅客機が完全自動操縦化し、パイロットが空を飛ばなくなった近未来。 最後まで自分で飛ぶことに拘ったルークは、時代に波に呑まれながら、拗れた息子との関係を思う。 柴田恭太郎さ…

　時代は近未来。人類の活動範囲は宇宙に広がり、地球は急速に過去の存在になりつつあった。温暖化が進み、水没していく地球の国々は宇宙に対して閉鎖的になっている。日本だけが、宇宙の各開…

「私があなたを呪いました。呪いを解いてほしければ、私とちゅーをしなさい。……え、何？いやいやいや！　今のは冗談だから！　ちょっ、ま、ン！？」 縦宮渚(たてみやなぎさ)の高校生活は…

軌道エレベーターが実用化された近未来。宇宙安楽死葬を希望する顧客の、とある要望に奔走するスタッフたちがいた。 三題噺「指輪」「最速」「桜色」に参加した作品です。 https:/…

人類は多数の軌道エレベーターを建設し、地球と宇宙が地続きとなった頃、無数の地球外生命体が地球へと降り立ち、突如として侵略戦争が開始する。 地球外生命体の並外れた力の前に、敗北を繰…

軌道エレベーター建造のため、海を埋め立てて新たに作られた４８番目の都道府県・トツカ県。 その県の住民には、全員「超拡張現実スマートフォン・エクスペリメンツ」（通称・エクス）が支給…

軌道エレベーターを築き上げ、月の植民地化まで果たした地球に生きるウィルフレッド。 アルマと呼ばれる生体兵器である彼は旧知との戦いのさなか、剣と魔法の異世界ハルフェンへと転移した。…

　私が参加する体験実習の職場は軍隊それも宇宙艦隊。緊張しきりの私が出会たのは筋肉野郎ではなく細身な女の子。彼女は現役軍人で実習の新人講師だった。 　高速昇降台車に乗って宇宙艦隊の…

身体を人工物に置き換える事が、ごく当たり前となった世界。 枯渇するエネルギー資源や各種物流への対策として、各国は軌道エレベーターの建造を急ピッチで進めていた。 そんな中、軌道エレ…

月面開発の失敗を期に全世界で巻き起こった『大災厄《ドゥーム・フォール》』から百年。残された人類は地球の静止軌道に建設された『オービタルリング・コロニー』で暮らしていた。地球環境を…

　数百年の冷凍睡眠より目覚めた、人類最後の生き残りであるレイメイは、ホログラムAIのユウヒ、フクロウ型機械知性体のネルヴァ、新人類（ドラゴニュート）の御子と共に、地表を目指し旅に…