「踊り 社交ダンス」を含む小説

まだ足が二本あった頃、人魚姫の話は〝契約違反をしたら落とし前をつけなければいけない〟という教訓話だと思っていた――。 月島マリ、十五歳。 五歳の頃に骨肉腫で左足を切断して以降、…

カテナ子爵家令嬢アリアンは、踊ることができなかった。身に覚えのない『記憶』のせいで踊ることが怖く、貴族学校の社交ダンスの授業さえも拒絶するほどだ。そのせいで婚約話が流れ、同級生に…

『社交ダンス』。それは男女が手と手を取り合い、時に優雅に、時に烈しくフロアを沸かす、絢爛たる芸術スポーツ――。 小学6年生の春、自身の非才に打ちのめされ、上ヶ谷颯真（かみがや・そ…

名前の漢字だけでは、男女どちらかわかりにくい、宮原比呂子と橘慧。ある日、ケイはパーティーで男女逆転で踊ることをヒロシに提案するが・・・・。 女装が趣味の男性と、男性にリードされ…

東京の大学に入学し、憧れのキャンパスライフを楽しむため、早速できたばかりの友達さーやんと、舞踊系部活動の新歓デモを見に行った、宮まつり。 そこでまつりは、運命の出会いをする。 …