「毒草」を含む小説

エスメラルダ王国の公爵家令嬢マリガーネット・ランウェイは、同盟国の一つである東大陸の月晶帝国の皇太子劉蒼玉から求婚される。本来の相手候補であったエスメラルダの王女や王の従姉妹では…

商社で海外を股にかけ働く商社マンは年末ジャンボ宝くじで１０億円が当たったことをきっかけに脱サラをする。人間嫌いであることを自他共に認める元商社マンは、北海道のど田舎で離農した農家…

高校2年生の何の特徴もない元橋伸城は、家で古武術を祖父から学んでいるのだが、私生活での使用を禁じられていた。あまりに無敵の力を誇る為だ。不器用な彼は、その力の使い所も使い方も分か…

誕生花の花言葉を贈るエッセイを一年間書いていました。 （最後の数ヵ月ほどサボりにサボりましたが） その中から、有毒植物をピックアップし、さらに話題も追加して再編集していきます。 …

――貴方のためなら、この命など惜しくありません。 私の命は、貴方の為にあるのです。 王家に仕えるヴィオレット・アスターは、植物――特に毒草――の知識に長けている。 ヴィオレッ…

ラカレッタ王国のフーシェ村。そこで研究材料の確保のために草むしりの仕事をしているのは、薬草も毒草も関係なしに草を愛するシャルロット、「草推しのロッティー」 彼女にかかれば、生で…

文学フリマ東京36（2023年5月21日）で販売する恋と毒をテーマにしたアンソロジー『恋毒スーサイド』（サークル名：ドロップス書房）に収録予定の短編の試し読みです。 作品の詳し…

　神が人間同士の争い事を楽しみたいが為だけに造られた、四大精霊が宿る銃。神は、それを人間に使わせる為に、天使という使いをも造った。 　その銃を使えば、どんな人間にも精霊の力を使っ…

毒草を食べて死んだヤギ 神様の気まぐれによって暴飲暴食スキルを手に入れ草を食べ尽くす！ 以前投稿していたものをコンテスト用にまた投稿しました。

≪ 嘘つきジゼェーラ の 薬草図鑑 / 有毒花 ≫ 街に疫病がばら撒かれ、その終息に奔走する魔導士たち。そんな時、薬草学者で、街の魔導士リリミゾハギは、かつて学生時代に憧れを抱い…

誰かを助けるための行動は、 別の誰かを傷つけることになるかもしれない――。 タイトル manzanilla はスペイン語でカモミールのこと。 月夜の酔い覚ましのお茶と共に、 皮肉…

スコットレイス公爵家の長女、アンジェリーナは幼い頃、王城の庭園で物静かな男の子と出会った。 彼とは何回か会い、仲良くなった。 だけどある日、もう会えなくなるかもしれないと言わ…

「そうですか。だったらさっさと出てってください。手続きはこっちでやっておきますんで……はい、おつかれでしたー」 　それは銅級冒険者リーフが世話になった……いやこれまでギルドトッ…

　私がもっと幼い頃。金髪でキラキラとした王子様のような人に出会ったの。 「そくしつなんかもつおとこのひとなんか、きらいなの」 「じゃぁ、姫だけしかお嫁さんにしないよ」 　側室の意…

再びカクヨムに心を癒しにもどってきたありま氷炎です。 完結作を読む企画をします。 自主企画はこちら。 https://kakuyomu.jp/user_events/11773…

タイトルは「よいまちがにざきどくそうえん」と読ませます。灰色の海に突き出す岬に広がる毒草園と住人たち、そして、宵の口に行進する小さな蟹の秘密が、八通の書簡によって暴かれる――。「…

巡礼者エリアーシュは病弱な友の代わりに、石の神殿のある寂れた村を訪れる。その土地には《暗殺者の指》と呼ばれる、人を殺す毒草が生えている。 彼は一人の少女に出会う。彼女は自分は近い…

　大学病院講師の鈴田小鈴。仕事に追われ何変わらぬ毎日を送っていたある日、隣家の奥さんが殺され、刑事カメさんの取り調べを受ける。後輩の機転でアリバイは証明されるが、やくざの百ベエが…

　他作品を掲載していた際、合間に公開していたコラムです。 　歴史、語源、古生物などなど、知っているようで知らない雑学を語っています。 　お気に召しましたら、他作品にも目を通してや…

★★簡単なあらすじ★★ 　テキ屋の息子・歴山 潮（れきざん うしお）は、高校一年生。 　親が夜逃げし、家も失った大ピンチなところを、クラスメイトの青竜さん（大企業のお嬢様！）に拾…