「梵鐘」を含む小説

あけましておめでとうございます。悲しい報せの多い年明けとなりましたが、ここを底として今日からあと少しずつよいことが増えていけばいいなと思います。

都会の路地裏。美人オーナーが営む美容室がある。ここで働く個性派揃いのスタッフ達は、実はみんな幽霊だった。楽しい事が大好きな彼女達がお客から頂くお代は、娯楽の提供。 今までも美と勇…

星明りと鐘の小説という企画があったので応募してみました。と言っても具体的な梵鐘などではなく、ラフマニノフの前奏曲「鐘」をモチーフにしてみたので、一寸趣旨が違ってしまったかもしれま…

ある晩の瞬間的な恐怖体験を元に想像を膨らませて綴った超ショートショート。

町田圭介は、修学旅行で訪れた京都で、たまたま立ち寄った小さなお寺で『送り鐘』という梵鐘を見つけた。お盆の時に『迎え鐘』という鐘で迎えたご先祖を、迷わずあの世へと送る為にその鐘を鳴…

人里離れ。遠い山間の渓谷に位置する集落〝暮雲村〟（ぼうんむら） そこに住む祖母の家へ。母と二人で泊まり行くことになった幸一は、幸か不幸か。数奇にも神に魅入られ、見ず知らず…

赤坂三分坂の報土寺の梵鐘は数十年の旅を経てあるべき場所に帰山した。 戦争に翻弄されて数奇な旅をした梵鐘は一つや二つではなかった。 さてさてその数奇な旅とはどんな旅か??