「投書」を含む小説

『あのこ』をうめた… 不可解な投書から、過去の事件が呼び覚まされる。 小説家志望の天海紫乃は、自立のために１５年前に離れた故郷に戻ってきた。様々な出会いを通して、恋を知り、人の心…

ノスタルジックな想い出を作り上げたのは今は存在しないチョコレート。 想い出の味を求める二人は幾度となくすれ違いながらも……一体どこへ向かうのだろう 近未来の日本を舞台に描く、チョ…

投書作品を中心に、物語ある詩を展開しています。

　真白ジュリアは、「演じる」ことに関して、多大な才能を秘めていた。中学生の時の演劇部では、持ち前の並外れた観察眼と集中力を活かし、様々な役柄をこなしていた。しかし、主演を務めたと…

生徒会副会長と音無さんと、文芸部部長の長谷川さんが、女の子同士イチャイチャしながら、質問に答えていくだけの８００字の物語。

元ソーリが、遊説中に暗殺未遂に遭う。襲われて刺されたのだが、命はとりとめた。そこへ、一人の青年が、自分が殺したといって自首してくる。しかし、弁護士がやってきて、投書があったといっ…

　地方都市・群咲（むらさき）の地に根を下ろす旧家の柊家は、代々土地の平穏を人知れず守ってきた。次期当主である柊昂良（ひいらぎたから）も、義妹ラムネや少し風変わりな同居人達と平和な…

図書室の噂が、この学校にはある。 その噂は、投書箱に入れるとなんでも解決してくれるというもの。 一人の児童と謎の男が、マイペースに事件解決していく話。

とある投書をきっかけに校内で百物語を募集することにしたオカルト同好会。その百物語のいくつかに奇妙な共通点があった。

週刊文集の記者、烏崎（からすざき）は近頃、東京近郊の川辺で蛙の啼き声が全くしなくなったという読者からの 投書に基づき、取材調査に赴いた。 そして、ようやく目の前に現れた蛙は、全く…

　一風変わった七不思議が語り継がれている私立高校――七咲学園。 　『トイレの華子さん』『十六夜の音楽室』『骸骨の悲鳴』『大鏡のファッションマスター』『睡眠学習の神様』『夕暮れのキ…

ある日、生徒会に届いた1枚の暗号「月狼水木金土日」。支離滅裂な暗号を生徒会長は何事もなく解いてみせる。

命輝寺について調べてほしい――匿名の投書を受けた和泉織子は謎の寺院、命輝寺の調査を開始するが、即座に発狂倶楽部によって作り出された架空の寺院であることを突き止める。だが調査の最中…

　十年前、聖教会の予言で定められた五大勇者が魔王を討伐したとされる世界。 　王都の新聞社『網の目』のゴシップ記者デックスは、勇者カーライルの中傷記事について説明を求められ、同期の…

公立図書館で図書館司書として勤めている古川(ふるかわ)かなえ（24）は幼少期から本と親しみ、いつか小説家になると夢を抱いていた。 しかし、自分には才はないと気付き、せめて本と関わ…

ベテラン女優の塩崎澪吏が、夏の休暇を過ごしていた別荘の自室で死亡する。自殺かとも思われたが、匿名の投書により状況が一変。夫でものまねを売りにしていた元タレントの旧姓・神田達彦に疑…

『レモンの樹に実がならなくなった』 そんな投書を受けた¨先輩¨と¨後輩¨。 稲穂学園の不思議研究会に所属する２人はその投書にどんな答えを見つけるのか。 本当のなまけ者は誰か…

とある新聞の新コーナー。 読者の悩みに読者が答える人生相談。 プロではない一般の人が責任を負わずに解決法や人生論を垂れ流す。 忖度なしの本音トーク。 真に受けるかはあなた次第。

非常にナーバスでデリケートな話題ですが、あくまでも読み物として捉えていただければと思います。 今だから隠せる物語。

私が入手したある手記を公開す。 この手記は30年の暮れに九重皇宮広場で発生した、元煙突掃除夫たちの騒乱について書かれたものだ。そう、帝都に不満を持つ元掃除夫たちが帝都を転覆せしめ…