「古書堂」を含む小説

2024年9月8日（日）文学フリマ大阪12の新刊『拝啓、ぼくの好きな書生さん』の冒頭試し読みです。 この表題作と、既出作「恋ってさ、」を改稿、改題した『いつかの、おれの好きな人…

小さな本屋さんに行きました。 この間は不穏な投稿ですみません。 お休みに気分転換します。 お金のかからないものが良いけれど、最近は書店で本を購入するともらえる特典が気になります。

姪へ贈り物を探していた「私」が辿り着いたのは森の奥の古書堂。 そこに住む美しい店主セドリック・ライドウと、店員の少女カミラが、「私」を奇妙な世界へと誘う。 それは人と本と謎の絡み…

山口と川島、二人の若い男が賭けをしている。飲食店などに二人で入り、先日観たばかりのドラマのさわりの部分を、さも現実に起きたかのように話題にする。それを耳にした第三者が「それ、ドラ…

古代中国に突如として其の名を残した人物、咲慧（さえ）。 其の者は現在日本にて、ひっそりと古書堂にて佇む。 時代を変えうる才に巡り会う為に――。

大型の彫刻を専門とする芸術家 天城健は依頼された彫刻のモチーフ選びに悩む。 そんな彼を助けたのは毎日公園で顔を合わせる学生服姿の少女だった。

ふと入った古びた本屋にはやる気のない店主が1人。 何を思ったのかいきなりアルバイトを頼まれ働くことに……

早坂　美弥子（はやさか　みやこ）、三十歳・未婚。 彼氏なし、趣味は週末の映画館での映画鑑賞。もちろん一人。同い年の友達はみんな主婦。 毎日仕事に行って帰ってきて――そんな変わり映…

田舎の山奥にあるその骨董店のような場所。 一人コーヒーを入れるその青年はなぜそこにいるのか。 カラン。 今日も客が迷い込む。 「あなたは誰の記憶が欲しいですか？」

林《りん》ふみは自身の病と立ち向かうため、とある古書堂のバイトの面接を受けた。が、そこは古書堂ならぬ、古都鎌倉で起きる奇々なオカルト事件を解決する『特殊探偵事務所』だった。 親…