「仏壇」を含む小説

医学の研究をしている裕貴は、親友の敏行に頼まれて彼が村長を務める村へある調査に向かった。その村にはなぜか必ず双子が生まれるという現象があり、とある風習も残っていた。裕貴がこの現象…

　射撃以外並みの才能しかない多田瀬颯斗は射撃の練習をし終えた後家に帰り妹と仏壇に手を合わせた。その時偶然にも四丁の銃を見つける。 やがてそれを面白半分にひったくりのバイクに狙い…

時季だから、考えてほしい！ 「墓参り」も 「墓じまい」も！ 墓悪魔の俺、悩み中。人間の皆さんは、いかがお過ごし？

八王子の人里離れた瘤山町。 葉室一家四人が、惨殺遺体で発見された。その家の主と長男は行方不明。 事件の現場検証をしていた捜査員達は、その家の地下に隠された「ある部屋」を発見する。…

　兄が、最近魂を失ったみたいだ。 　私の胸中は、口数は少なくとも熱い男だった兄の、げっそりと豹変した姿への不安が大多数を占めていた。よりによって受験前に……。 「ねえ、彩華の方は…

【全34話完結済】 平凡な25歳、立花依。営業補佐。 恋人の作り方もわからなくなってはや3年。 もう、このままおひとりさまでいいかと思っていたら、あれよあれよと、スパダリ課長に迫…

　ある次郎の想い出、昭和の事である。 　正月三日がすぎたころ、円空のように仏像を彫ってみたいと父に話した。 　うちの仏壇に、奈良の大仏を高さ十センチくらいに縮めたような、銅の…

　閏年には墓を建ててはいけないらしい、という迷信を元にしたお話です。 　死別の話なので少し暗いです。 【ちょっと補足：閏年とお墓のお話】 　閏年には墓を立ててはいけない。これは…

仏壇の奥に見つけた物は？

嘩に負けた総長！仇討ちした部下恋人久美、レディース引退し仏壇店に就職した事により不思議な家庭に巻き込まれる元総長は、涙ながらに立派な社会人に為る事を誓った。

　毛利雀（もうり・すずめ）くんは１６歳の高校生。夜の公園で思索していると― 　同級生の桐常葉(きり・ときわ)に襲われた。日本刀を持ってやがる。 　彼女は彼にこう言う。『君は…この…

おばあちゃんがペンケースを買った。

お盆の里帰り。暑い日の一幕

結婚10年目を迎えた男。同僚を居酒屋に誘い、妻のことで悩んでいると相談する。 ある日、妻が連れて来た女性が、男に向かって「餓鬼がとり憑いている」といったのだ。 妻はそれ以来、毎朝…

コンテストの要項の理解不足で、一句ずつ投稿してしまいました。すみません。 応募作品は「ブルーベリーは登園拒否の吾子の手に」一つにまとめました。 もしよければそちらものぞいてくださ…

大学生のフユトが、夏休みに実家に帰省し、兄（アキト）の仏壇の前でする独り言です。 はるのさんの声が聴きたくて書きました。 どなたでもお気軽にご利用ください。

謎の仏壇に翻弄される主人公と美しく可愛らしく、そして何よりも賢いヒロインたちの物語です。 小説の中に別の小説が二つも仕込んでありますが、あまり気にしないでお読み頂くことを推奨いた…

あたしは森下由乃。二十年前に死んだ婆ぁだよ。 亭主は仁左衛門、孫の名は仁太。 この二人が心配で成仏せずに見守ってんだけど、孫の仁太はあたしの声も聞こえりゃ姿も見える。さらにはや…

※この作品は、Vtuberの天野蒼空様が主催する｢第3回空色杯｣のための書き下ろし作品でございます。