「介護 認知症」を含む小説

老人ホームに入所している９６歳のおじいちゃん。年相応にボケてはいるが、ときたま意識明瞭になると、かつて自分は世界を救った大賢者だと言い張っている。当然、誰も相手にしないが、オムツ…

人は、みんな老いるもの。 認知症にもならず、人の世話にもならず安らかに逝ける人なんて、そうそういるもんじゃありません。 いつかやってくる「介護の世界」 暗いイメージに覆われたその…

正直に言います。虐待ってほどではないけど利用者にきつくあたってます。優しい言葉で接していても介助の仕方がなってなければ後ろから金切り声のヒステリーな指示が飛んできます。上司が悪い…

これは母の介護が必要になってから現在までのことを綴った介護記録です。 記憶力抜群のしっかり者の母が変わっていく様に戸惑いながら悪戦苦闘する母と私の泣き笑い(？)のエピソードです。

「子供の権利、人権の尊重」を主張するため、フリースクールで働きながら、少年達と共に社会（国）と戦っていた真澄。恋人だった碇刑事に逮捕される。 少年達を守るために罪を背負うと懲役刑…

僕の家族は、ちょっと変わっている。母ちゃんは、いない。ほんの何年か前に、家を出ていった。足の悪いお婆さんと公務員の親父。ダウン症の兄と昔は、すごーく厳しかったけど、認知症になった…

　事故の後遺症により高校卒業以前の記憶が曖昧な日吉（ひよし）ツグミは、認知症の母イヨと共に介護生活をしていた。 　ある日、幼少期をツグミと共に過ごしたという茜（あかね）と名乗る者…

父の介護をすることになった私語り。 投稿サイト「小説家になろう」にも投稿しております。

母の死後、一人暮らしをしていた95歳の父。自立心旺盛でストイックな父が、入院や老健入所で環境が変わり、思い通りにならない身体に苛立ち、いよいよせん妄や認知症に……。 友人が「ファ…

日本の根幹を揺るがす認知症。 このまま放置すれば家族を破壊し地域、市区町村、都道府県レベルではどうにもならない状態になっている。 日本の政治家は自分の為の資金作りには目の色を変え…

腐っても鯛ならぬ、老いてもナース。 元看護師の母は、コロナ禍に入院、施設への入所、そして天国へ。そんな母との想い出には看護師魂が炸裂！ ※極力配慮はしますが、エピソード上、人に…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部　二十首連作「介護日記」

26歳の僕は、「まだ若いんだから、将来をしっかり考えなさいな」と、人からよく言われるほど、何も考えていない。ただ、今を生きているだけの僕に、テル子さんはいつも、不可解なメッセージ…

絶望に飽きた雅司はその日、ビルの屋上にいた。 自らの人生に終止符をうつ為に。 そこに現れた謎の女、ノゾミ。彼女は悪魔だと告げた。 願いと引き換えに、魂を譲って欲しいと契約を持ちか…

ここは北海道のとある町。今は極寒の真冬でこの辺の地域の最高気温は零下。 　今日は父の月命日で一月二十日。午前十一時にお坊さんが拝みに来てくれる予定。なので、今日の仕事は午後から行…

夫は要介護3の認知症、 だけど生存本能だけは無駄に強くてあきれるほどに弁が立つ。 老老介護の色々を、ちょっと天然で機械音痴な妻が綴ります。 クスッと笑えるのもあれば、シリアスな…

未だにいます、ドクターハラスメントする医師。 救いがありますセカンドオピニオン。 どこまでがフィクションでどこからがノンフィクションなのか、読者様の想像にお任せします。 ここまで…

幼い頃、とある廃墟に忍び込み、私は家族写真を拾うが、 背後から「完璧な家族になろう……」と囁く怖いものに出くわし————。 それから24年後———— 私は認知症の母親の介護を…

富士子ちゃん・・・認知症 啓介・・・富士子ちゃんの息子 麻衣・・・啓介の妻 認知症介護には笑いも沢山

若年性認知症の妻を抱えて日々の介護に奔走していた僕が、ある日決断した事とは……