「上弦の月」を含む小説

【月２回で連載中】 2025年12月の投稿は、12日(下弦の月)、28日(上弦の月)で予定しています。 ・・・・・・・・・・・ ミヤビは、エレメンタルフォースを内包する古代遺…

弓張月を詠んでみる！ 真夜中の月とは、下弦の月、二十三夜の月のことを言うのですね！ 最初の2句、上弦の月の句は、そうすると、真夜中の月ではないですけど、下弦の月のおまけと考えてく…

花を自由自在に操り、花で人をもてなしたり、楽しませる魔法が使える女性が宮中に居ることを知った花垣花丹（はながき・かたん）は、その魔法が使える綸（リン）に使えながら魔法の使い方を教…

とある二国の国境沿いの町。 町には、高く大きな、赤レンガの時計塔があった。 そして、その時計塔に…… 毎日イタズラをする、一人の青年がいた。 青年は、時計塔によじ登り、時…

なんの説明もなく、謎の屋敷に閉じ込められた主人公。そこは、毎日食料を調達するために、バケモノが巣食う異界へと足を運ばなければならない死と隣り合わせのデスゲーム会場だった。 二ヶ月…

　神父のジャックは、志を持ってグレイス孤児院を作った。身寄りのない特別な“チカラ”を持った子供たちを引き取って大人になるまで守り育てる！　……予定だった。 　これはジャックの日…

星月の魔力を得て奇跡を振るう魔術――星天術。 星天術士のフェルナンドは、この術の研究の片手間に、魔術士や錬金術士を相手にした裏家業を営んでいた。 今回、仲介屋アマンダから提示され…

KAC2022 05回目：「88歳」参加作品 　二〇一八年八月、小学六年生の「ぼく」は、夏休みに、お母さんの実家がある北海道の洞爺湖町を訪れた。洞爺では、七夕が〈八月七日〉に行わ…

悪魔ランゲルハンスから目が節穴の物書きを預かったフォスフォロは今日も彼女の取材のガイドを務める。 しかし今日は上弦の月の日。 この日は片恋の女性たる人魚との大切な約束があり……。…

満月の夜に営業するケーキ屋。ムーンの紹介になります。

同じ会社の支社長と、入社３年目の私。 私は、過労死したお父さんの面影を支社長に見出していて、密かにオトーサンと呼んでいた。 たまたま同じ電車で、支社長を見かけたので、思い切ってカ…

上弦の月の夜、旅人は語る。 銃と少女、そして鏡にまつわるひとつの伝承を―― 美しい双子の兄妹が迎えた、幻想的な宿命を――

月光病。それは月の光を浴びると火傷したような痛感と途轍もない吐き気が襲ってくる特殊な病気だ。 月光病の女の子『白石 曦』に出会ったのはある秋の雪が降った日。華を探しに迷い込んだ家…