「ポケット」を含む小説

あらすじ 　ビールの一気飲み企画の末、急性アルコール中毒で亡くなった主人公は中世風の異世界へ飛んでしまう。ポケットの中に入っているのは銀貨三枚と死因となったビール瓶一本だけ。その…

渚を歩く二人は、ポケットのうたをうたっていた。 三題噺の自主企画用に書き下ろしました。

　ある朝、財布を盗まれた。お気に入りのコートのポケットに入れておいた財布だ。 　それ以来そのコートを着るのは止めたのだが、その話を友人にすると「面白そうだから、そのコート私にちょ…

青春という言葉を聞いて何を思い浮かべるだろう。 恋愛、部活、勉強、大抵の人がそんな感じのことを言ってくるのではないだろうか。 あの頃は輝いてたなぁ、なんて懐かしさもひとしおに過去…

ピンポンゲームから始まり、インベーダーゲームをする為にゲーム喫茶に通い、ファミコンの登場に歓喜した、おじさんのゲーム日誌

通りすがりに、たまたま見つけて立ち寄った魔法雑貨の店にて、　黄土色のショートヘアに、まるで人形のように美しい紫色の目をした久世理人《くぜりひと》は、吸い寄せられるようにショーケー…

きっと明日はいい日になる……かな。 800文字を意識しすぎてだめになってもうた。 KAC20247　の「色」というお題で書いたはずが、色的要素がないのでエントリーは解除しました…

叩くと幸せが２倍になる不思議なポケットの物語です。 超短編ですので、お気軽にお読みください。

ある日、ポケットの中に小さな宇宙人が国を作ってしまった。「大国」を治める皇帝は、スーツの主を見下していたが……。

バイトの先輩の笠原さんが怜奈は苦手だ。大きいし、声もデカいし、ガサツだし。

この手に握る、ヴェスト・ポケット・コダック。 輝かしい栄光。永遠の誉れ。僕の生きた証。 その全てが、この中にあるんだ。

これは、友人のＫくんのおはなし。 中学生時代に「闇の僕」なる反社会的衝動を秘めていた彼は、今日も制服の内ポケットに当時流行っていた“アレ”を忍ばせていた。 後の学校生活が黒歴史と…

小学校時代の机の中って、四次元ポケットだと思う← 小学生をイメージしたので、ひらがなが多めです。ご了承ください。

　誰もが持ち歩く小さな箱。 　バッグチャームやベルトチェーンに付けて、見える場所に吊るしている人が多い。 　いや、鞄やポケットに入れるのは、抵抗がある人も多いと言った方が良いだろ…

「それを受け取ってもらえたら、オジサンは最高に幸せなのだが？」 窓からは潮の匂いがしていた。 瀬戸は10歳も歳の離れた恋人を目の前に、緊張しているのを気づかれないように、そっと…

証拠とは殺意の残滓だ。目に見えない殺意を読み取り秘密を暴け。 新人刑事、水沼桐子が奮闘する理解不能なストーカー殺人と、大量の盗撮写真。取調室で行われる究極の心理戦と狡猾な罠に刮目…

[あらすじ] 白い吐息が、闇に溶ける。 日もすっかり落ちて、冬の寒さが身に染み、悴む手にコートのポケットに忍ばせる。 旧市街地にある展望公園から新市街地を見渡すと、街の形に浮か…

第1歌集『発熱』より、冬の短歌10首を選んで、 順次紹介していきます。 それぞれの短歌に、オリジナルの解説を書きますので、 併せて、ご覧ください。 なお、紹介する短歌は、 原作…

冬のショートショートなラブストーリー。お暇な時にサクッとスナック菓子を食べる感じでどうぞ！向かい側とホームのあの娘、コートのポケットに手を入れると…。休日出勤に付き合ってくれる女…