「バンド小説」を含む小説

コンサートが終わって、ハヤトはクルーとともに会場の後片付けをしていた。予定より時間が押したせいで、みんな疲れ切っている。リーダーのワタルに対する不満をつぶやくみんなの声を聞き、ハ…

哲哉は初めてのソロライブで、息が上がってしまった。ボーカリストとして失格だと指摘したワタルに、あることを提案される。 　　☆　　☆　　☆ OVER THE RAINBOWシリ…

大学に入学したはいいものの、やりたいことが見つからずにいた文緒は、新歓のライブに衝撃を受け、軽音サークルへの入会を決意する。しかし、活動が佳境を迎えた頃、新型コロナウイルスが流行…

　中学3年生、アニメヲタクの唯音は、テレビで音楽番組を観た。すると幼少期に近所に住んでいた女子高生ヨッシーが、キャバ嬢ルックのV系バンドとしてギターを演奏している姿に衝撃を受ける…

夏休み直前に出された宿題に戸惑うハヤト。毎日を精一杯生きる中学生には、なかなか思いもよらないテーマだった。 宿題の行方を片隅におきつつ、ハヤトと仲間たちは中学二年の夏休みを、恋愛…

劣等感と絶望を抱え、音楽から離れてしまった少女・音無楓。 音楽に希望を見出し、現実と理想に抗い続ける少年・高宮太志。 悩める少年少女達の、葛藤と成長を描く青春バンドストーリー。 …

念願かなってガールズバンド『カサブランカ』を結成した高校一年生の彩。しかし彼女のもとにバンドメンバーから持ちかけられる話題は、バンドメンバー間ののっぴきならない関係性のお話ばかり…

ボクを見る目が怖かった。人とほんの少し違うだけで除外されてしまうこんな世の中が大嫌いだった。 だから必要のない眼鏡の奥に隠した。自分の大嫌いな目を。 夏休みに差し掛かり、バンド…

「死ぬとき」の気持ちが知りたくて、おれは真冬の雪の中に、薄着で飛び出した。凍える空気の中に立っていると、本当に死んでしまうのではないとか思う瞬間がやってきた。 そのときおれは、あ…

今日はバレンタインデー。おれは自分の店であるライブ喫茶ジャスティを、いつものように開店した。 客たちの中には、うちでレギュラー出演しているオーバー・ザ・レインボウのバンドメンバー…

更新日　2022.04.27. 『 雲は 遠くて 』は ２０１２年、７月ころから 書き始めました。 そろそろ １０年になります。 物語は 現代 社会と同時 進行です。 コロナや…

とあるバンドの信者の二人称小説です。

　サークル仲間とスキーにやってきた涼介は、超絶スキーの上手い雪哉と出逢う。雪哉が自分と同じ大学のスキー部員だと分かると、涼介はその場でスキー部に入部する。涼介は、良いのは顔だけで…

いつも女子三人組に振り回されてばかりの直貴。店にあったハロウィンマスクを見たのがきっかけで、狼のように強くなって、彼女たちの執事役から抜け出そうと決意した。 そんなとき、奏音とい…

　大型台風が関東に近づいているその日。沙樹はワタルの部屋でひとりで過ごしていた。そのときワタルは哲哉の家で仕事の打ち合わせをしていたからだ。何度も訪れている部屋なのに、今日はどこ…

かつてビックなバンドになろうと誓いあった4人の幼馴染。だがその夢は、厳しい現実を前にたった1人だけを音楽の道に残して潰えてしまう。 それから約10年後、小学生教師となった幼馴染の…

1984年　中学生となった3人組は、バンドに、恋に、激しく揺さぶられる　それをサポートする元ギタリストの俊　昭和の中学生の恋愛とバンドに没頭する日々を描く

「あの日助けて頂いたナカツルと申します」 　助けたなんてとんでもない。二〇一九年のある日、都内屈指のゲイ・タウン宿木橋にてノンケながらバー『緑の兎』で雇われ店主を務める上之原承は…

ある日超大人気アイドルグループ「セカイ」が弟グループとして６人組バンドグループを作ることを発表した 「セカイ」が大好きな楽器初心者のベース、音楽一家で楽器とともに成長したドラム、…