「わりとほのぼの」を含む小説

奴隷人種といわれた無力な少女が、世界の命運を握る偉大な召喚士へと成長していく物語。 孤児のイーアは召喚術の才能を最強の召喚士に認められ、帝国の名門魔術学校グランドールに入学、幼な…

※『第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト』参加作品。第３弾 【真夜中】の出来事を綴ってみました。 恋愛・親子愛・ペット愛等々……バラエティに富んでいるつもりです。 真夜中＝１２時…

「いえいえ、卑しい聖女ですので当然のことでございます」 『贖罪の民』の女性は生まれながらの罪人だ。彼女らは『聖女』と呼ばれ、回復魔法で奉仕し、罪を贖わなければならなかった。その中…

「随分と珍しい虫をお持ちですね」 煙るような霧雨の中、ふらふら歩いていたらふいに声をかけられた。 外人のようなはっきりした目鼻立ち。いかにも柔らかそうな髪は燃えるようなオレンジ色…

　第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリア。 　両親も既に事故で亡くなっており帰る場所もない彼女は、なけなしの餞別だけを持って大雨…

ふわふわ　きらきら　ながれぼし おりぼん　かけたら　とんでった つぎの　おりぼん　どうしよう きらきら　つぎの　ながれぼし

伊勢神宮外宮の神職を世襲する渡会氏の一族が女将を務める御師宿檜垣屋には、切符の好いお嬢さんがいた。

ひとりぼっちの精霊さまと、そんな彼を見つけた天使さまのお話。 いつか、いなくなる時を怯えて過ごさないために。 悲しみを指折り数えて待たないために。 「もふもふを知らなかったら人…

蒼炎のぽわぽわ少年鬼と、主人命の覚悟過剰従者と、残念イケメン不憫天使が戦ったり、支え合ったり、足を引っ張り合ったりする和洋折衷ファンタジーです。 鬼、妖精、天使と異種族色々出ます…

ほっこりやじんわりする様な短編集です。 1話タイプの読み切り型です。

　我が家にある池には、作られた当初から生きている青い鯉がいる。 　我が家の守り神だ。 　守り神である青い鯉が、滝登りをする時に、当主の悩み事が解決する。 　戦争に赴いて片腕を無…

登場人物の名前すら出てこないショートストーリー 嘘の先に待ち受けるのは…

両親から受け継いだ魔道具屋を経営する少女カイ・・・売上はまあまあなのに、いつも研究開発に資金を使いすぎて赤字に・・・取引先への支払いのために、自ら作った魔道具を持って、幼馴染の青…

剣と魔法と魔王と勇者がいる世界。 しかし、ほぼ関わり無く青春に突入した少年達がいる。 それは《貴族》！！ 貴族のクソガキ、14歳！ 世界は魔王やら魔族やらに戦々恐々としてい…

大学生の伸五は、６月のたまの晴れ間に、久々に家族水入らずで旅行に出かける事になった。 年の離れた兄と姉、そして父親と４人で、一路鬼怒川を目指す。 年を重ねすっかり丸くなった父親を…

祖父母が暮らしていた古民家。 ここで長年、彼らは民泊を営んでいた。 けれど今は住む人がいなくなって。 僕（こと永森和季）の両親と親戚との話し合いの結果、僕が住みこんで管理する…

タイトル変更しました。 資産家にして、希代の美食家と言われた森泉修二郎が天命を全うした。 それ自体は平和な話だったのだが、ここからが問題だった。 彼が収集した珍品の数は数千。美術…

『夜霧』の二つ名を持つ冒険者、メル。彼は、家事担当を含めて十人しかいない少数精鋭クラン『紺色の霧』のクランマスター。ただ、メルはベッドとハンモックが好きで、気が向いた時にしか働か…

秋川さんちの冬貴くんと美晴さんが贈る、実際に作れるレシピと食材について綴ったゆるい毎日のご飯の話。 ひとりで食べるご飯より、大切な誰かと食べるご飯のほうが、断然、美味しくなる。 …